鳥越俊太郎氏、週刊文春の記事について弁護団コメント発表~「告訴状を提出」「この件について会見を開くつもりはない」
週刊文春は、7月20日(水)に今日7月21日(木)発売の「週刊文春」2016年7月28日号の記事見出しをサイトで公開。トップ記事が、「鳥越俊太郎都知事候補 『女子大生淫行』疑惑 被害女性の夫が怒りの告白!」という衝撃的なタイトルだったことでネットで大きな話題になっています。
週刊文春の記事に対して鳥越俊太郎氏は7月20日(水)、公式サイトで「週刊文春への抗議について」と題して、週刊文春の記事は公職選挙法違反、および名誉毀損にあたり、東京地検に刑事告訴する準備を進めているという弁護団の抗議文を発表。
その予告通り、今日7月21日(木)には、弁護団が東京地検に告訴状を提出したというコメントを公式サイトで発表しました。
コメントでは、刑法第230条名誉毀損、および公職選挙法第148条第1項但書、同法第235条の2第1項違反で週刊文春編集人に対する告訴状を提出したことを明らかに。また、この件については、会見などを開くつもりがないことを明言しています。
ちなみに、現在は告訴状を提出した段階。今後、告訴状をもとに週刊文春を刑事告訴するかどうか、東京地検が検討することになります。
鳥越氏公式サイトの発表を見たネット民からは「なんで告訴状を出した=事実無根を明確にした、になるの?」という疑問の声も見られます。
また、今回のスクープに関して、橋下徹さんの「ちゃんと釈明しなさい」というつぶやきが1万回以上リツートされるなど、これまで政治家のスキャンダルを追求する立場だった鳥越氏に、「政治家として説明責任を果たしてほしい」との声が多く聞かれます。
逆に、鳥越氏を支持する層からは、鳥越氏を陥れる陰謀だとする声も。
「週刊文春」次号の発売日は7月28日(木)と、都知事選の直前。週刊文春がいつものようにスクープ第2弾を掲載するかどうかが注目されています。