Windows 10の無償アップグレード期限の29日(金)はハワイ時間でした～日本時間では30日19時。「Windows 10を入手」を表示しない更新を配信予定
とうとう、Windows 7/8からのWindows 10への無償アップグレード終了の2016年7月29日(金)がやってきました。マイクロソフトのヘルプページによれば、7月29日23時59分59秒までに「ようこそ画面」が表示されている必要があるとのこと。
この「ようこそ画面」とは、Windows 10へのアップグレードを実行した後に表示される「Windowsをアップグレードしています」という画面の後に、PCが再起動されると表示される画面です。
また、アップグレードプログラムは地球上で一番遅いハワイ標準時（UTC-10）の23時59分まで提供されれるとあり、日本時間では30日19時になります。もちろん、余裕を持って、日本時間の7月28日23時59分までにアップグレードした方が安心です。
なお、アップグレードすれば31日間はそれまで使っていたWindows 8.1/7に戻すことができ、一度でもアップグレードしておけば、無償で再度Windows 10へアップグレードできます。また、再アップグレードに必要となる、Windows 10のインストールメディアの作成ツールは、7月29日以降も引き続き提供されるそうです。
30日19時以降、無償アップグレードしなかったWindows 8.1/7では、通知領域に“田”の字のアイコンが引き続き表示される可能性がありますが、クリックしてもアップグレードは行なえません。なお、「Windows 10 を入手」アプリが表示されなくなる更新プログラムが、7月30日以降に配信される予定です。
また、画面を音声で読み上げる「ナレーター」や「拡大鏡」といった障碍者向けの支援技術を使用しているユーザーは、7月29日を過ぎても引き続き無償でWindows 10へのアップグレードが行なえ、詳細は7月29日に公開される見込みです。
Windows 10無償アップグレードの最終チャンス、「Windows 10への無償アップグレードに関し、確認・留意事項が必要な事項について」を事前に熟読の上、トライしてみてください。