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リオ五輪の安倍マリオ「上手く衣装を取ることが出来るか心配した」~日本のキャラクターの力を借りて、日本のソフトパワーを示したいと思った

[2016/8/22 17:46]

 2016年8月21日(現地時間)にマラカナン競技場で開催された、リオオリンピックの閉会式では、次大会の東京五輪が、日本のキャラクターをふんだん使ってアピールして話題になっています。

 小池百合子都知事が「フラッグハンドオーバーセレモニー」で五輪旗を引き継ぐと、日本大会を紹介する映像が上映され、キャプテン翼やパックマンといった日本発のキャラクタや、日本のメダリストからボールを安倍首相が受け取り、東京からリオへ向かわなければならないが時間がない、ブラジルに駆けつけるためマリオに変身し、ひみつ道具の力で、地球の裏側にあるリオまで穴を掘り、土管でワープ。

 マラカナン競技場の中央に据えられた土管の中から、マリオ姿の男性が飛び出し、衣装がはぎ取られて安倍首相になるという演出でした。

 首相官邸のFacebookでは、安倍首相がこの演出の狙いについて「今日の閉会式は、日本のキャラクターの力を借りて、日本のソフトパワーを示したいと思った」と語っており、「果たして上手く衣装を取ることを出来るかどうか、反応がどうか、不安だったんですが、大歓声で迎えていただいたリオの市民の皆さんに感謝したいと思います」と心配したものの、反応や反響に手応えがあったようです。

[古川 敦]