「安倍マリオで(原発事故による)メルトスルーを想起」東京新聞記者がTwitterでつぶやいて炎上
リオ・オリンピック閉会式で、安倍首相がマリオに扮した次回開催都市・東京のハンドオーバーパフォーマンスは海外メディアでも「東京オリンピックは素晴らしいものになると確信した」など絶賛され、海外でも大好評を博しました。
この安倍マリオのパフォーマンスについて、東京新聞の記者が個人アカウントで「『東京からリオへワープ』ということですが、私はメルトスルーを想起した。原発事故で高温の核燃料が地中にのめりこみ、地球の裏側へ…リオ・シンドローム!」とツイートして炎上中です。
問題のツイートは1,400回以上リツイートされ、批判が殺到。返信ツイートもほぼ批判一色となっています。
「相変わらず風評被害を撒き散らす外道の言葉だな。」
「本当に新聞記者?病院で診てもらった方がいいですよ。」
「面白いツイートをしたつもりなのかも知れませんけど福島県民の気持ちを全く考えてませんね。不謹慎極まりない、最低の極み。」
「まともな人間の思考回路とはとても思えない。こんな人間が大多数の目にさらされる記事を書く立場にいることが信じられない。」
東京新聞は中日新聞東京本社が発行する新聞で、ネットでは左寄りメディアとして知られていることから、以下のようなツイートも見られます。
「東京新聞、中日新聞らしくて良い
オリンピック開催中は辛かったね
ユニフォームに日の丸付いてたし
閉会式のアレンジ君が代は堪え難かったね?」
ちなみに、地球の裏側にメルトスルー(原子炉の外側に核燃料が漏れる)するという発想と「リオ・シンドローム」という言葉は、1979年のアメリカ映画「チャイナ・シンドローム」がもとになっていると思われます。
映画「チャイナ・シンドローム」では、原子炉の外に漏れだした核燃料が地球の中心を突破して裏側に漏れだすという現象がテーマ。アメリカから地球の裏側の中国に漏れるということから、映画ではチャイナ・シンドロームと呼ばれています。
ただし、原子炉の外に漏れだした(メルトスルー)核燃料がマグマ層を超えて地球の裏側に漏れ出すというのは映画公開当時でもトンデモ扱い。また、中国はアメリカの真裏でもなく、当時から映画の内容はブラックジョークとされていましたが、メルトスルーという言葉を広めたきっかけになったと言われています。