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手塚治虫氏の1コマ漫画や絵本画などが観られる!「とっておきの漫画」展が今週末10日(土)より開催~入館料無料。手塚るみ子氏と鉄腕アトムの声優・清水マリ氏のトークショーも

[2016/9/8 19:12]

 さいたま市立漫画会館で、9月10日(土)~11月13日(日)(9時~16時30分)まで、手塚治虫デビュー70周年記念・漫画会館開館50周年記念「手塚治虫とっておきの漫画」が開催され、原画85点が展示されます。入館料は無料です。

 「鉄腕アトム」や「火の鳥」、「ブラック・ジャック」など、戦後のストーリーマンガの創始者として知られる手塚治虫氏。60年の生涯で700作品以上、原稿枚数にして15万枚分もの作品を描いたといわれていますが、一コマ風刺漫画や絵本画などの作品も数多くあります。

 あの「手塚治虫」が描いたとは気づかれないようなストーリーマンガとは全く異なる画風で、一コマ風刺漫画は、政治や社会を鋭く風刺し、クスリと笑わせます。絵本画は繊細な線と色遣いで詩的な世界を作り上げ、見る人を物語の世界に引き込みます。

 また、ストーリーマンガのうち、今まであまり展示されたことのない「七色いんこ」、「アリと巨人」、「百物語」も展示されます。会場では、新座市限定の「鉄腕アトム」オリジナルグッズを特別販売するほか、2003年に新座市の特別住民になった「鉄腕アトム」の「鉄腕アトム特別住民票」も展示されます。

 さらに、10月23日(日)午後2時からは、手塚治虫氏の長女・手塚るみ子氏と、鉄腕アトムの声優・清水マリ氏によるトークショー「手塚治虫先生の思い出」も開催されます。

 また、漫画会館、大宮盆栽美術館、盆栽四季の家の3館のうち2館のスタンプを集めると、手塚キャラクター缶バッチが先着500名にプレゼントされるスタンプラリーも開催されます。スタンプを集めたスタンプラリー用紙を提示すると、盆栽町中央通り商店街の協力店で特別サービスが受けられる特典もあります。缶バッチは5種類で、絵柄はランダムで渡されます。

[古川 敦]