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インフルエンザ急拡大がビッグデータ分析から判明! 今週にも「流行入り宣言」の見込み~昨冬より2カ月も早く
[2016/11/16 17:34]
Yahoo! JAPANのビッグデータレポートチームは11月16日(水)、ヤフー検索のデータから分析したインフルエンザ感染状況を発表。今年は早ければ今週中にも「流行入り宣言」が出る可能性があるとして、注意を喚起しています。
今週中に「流行入り宣言」が出れば、年明け第1週めに宣言が出た昨冬よりも約2カ月も早いことになります。
インフルエンザの流行については、11月14日付け記事でNHKも報道。
NHKが関東1都6県で取材したところ、いずれの都や県でも昨年同時期に比べ患者数が多く、栃木県ではすでに流行入りの目安となる1医療機関当たり1人を超え、11月10日に「県内でインフルエンザの流行が始まった」と発表しているとのことです。
ヤフーのビッグデータレポートチームは毎年、ヤフー検索のデータから分析したインフルエンザ感染状況をレポートしています。今年のデータを調査したところ、まもなくインフルエンザの流行入り宣言ラインに到達しそうであることがわかったとのこと。
「インフルエンザ流行入り宣言」は、厚生労働省より毎週報告されている「インフルエンザ定点当たり報告数」で、1医療機関あたりの人数が1人(=1)を超えた時に宣言されます。
11月7日に厚生労働省が公開した数値は「0.59」。ヤフーによると、この数字を基準にヤフー検索データを使って分析した結果、11月14日には数値が「1.05」に。「インフルエンザ流行入り宣言」がまもなく出ると予測されています。