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キャスティングの舞台裏も! 「ニューズウィーク」特別編集「ハリー・ポッター」が刊行~懐かしい写真を交えて振り返り、新シリーズの世界も堪能

[2016/11/24 23:43]

 「ニューズウィーク日本版」から、映画「ハリー・ポッター」シリーズの魅力を懐かしい写真を交えながら改めて振り返り、新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」の世界も堪能できる「ニューズウィーク日本版」SPECIAL EDITION「『ハリー・ポッター』魔法と冒険の20年」(CCCメディアハウス刊)が、2016年11月24日(木)に発売されました。税込価格は864円、デジタル版700円。

 プロローグは、J・K・ローリングが明かすハリー・ポッター誕生のエピソード。そこからハリー・ポッターの魔法の世界へと分け入り、ホグワーツ魔法魔術学校の成り立ちに始まり、世界に広がる魔法学校一覧、ホグワーツを設立した偉大な4人が遺した、グリフィンドールの剣、レイブンクローの髪飾り、ハッフルパフのカップ、スリザリンのロケットといった聖なる品々のいわれと魔力が解説されています。

 さらに、魔法の世界に生息する前半身がワシで後半身が馬というヒッポグリフ、体長約15mの巨大ヘビ、バジリスク、刑務所アズカバンの看守、吸魂鬼(ディメンター)など、マジカルな動物たちや、13の呪文も掲載されています。

 映画の舞台裏も、プロデューサーがファンの期待を裏切らないように、本の登場人物を忠実に描くことにいかに腐心したか、その苦労話を披露。キャスティングについても、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフを見出した監督や原作者の直感、脇を固めるロン・ウィ―ズリー役のルパート・グリントやハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、悪役ヴォルデモート役のレイフ・ファインズらハマリ役の数々のエピソードが明かされます。

 さらに、最新作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の見どころも紹介。ほかにハリーの後日譚「ハリー・ポッターと呪いの子」の舞台や、ポッターマニアが集うサイト「ポッターモア」、「マグルネット」の盛況ぶりもとり上げられています。

[古川 敦]