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「できるかな」のノッポさん(82歳)が今だから語る人生の極意が刊行!~子どもを子ども扱いせず「小さい人」として敬意を持って

[2016/11/28 11:12]

 子どものことを「小さい人」と呼び、子どもにも大人にも敬意を持って接するノッポさんの生き方や人生哲学を一冊にギュッと凝縮した「ノッポさんの『小さい人』となかよくできるかな?~ノッポ流 人生の極意~」(高見のっぽ著)が、小学館から2016年11月17日に刊行されました。インタビューや紙芝居もついた、四六判並製192ページで価格は1,400円(税別)。

 20年以上にわたって放送されたNHK教育テレビ「できるかな」。ゴン太くんとかけあいながら、タップダンスを軽やかに踏みつつ、無言で数々の工作物を作ってきたノッポさんが、子どもとのつき合い方、大人とのつき合い方、幼少時の記憶など、「今の時代に本当に言いたいこと」を書いています。

 ノッポさんには独特の「子ども観」は、決して子どもを子ども扱いしないこと。上から目線にならないこと。敬意をもって子どもに接すること。ノッポさんは子どものことを「小さい人」と呼んでいます。そこには子どもへの深い愛情と尊敬の念を持っています。そして大人になった私たちの中にも、「小さい人」がいると言います。

 本書を読み終えたあとには、「できるかな」のノッポさんにふたたび出会えるなつかしさともに、自分の中の「小さい人」と向き合える感覚を味わえるはずとのこと。書き下ろしエッセーをメインに、「ノッポさんにだからこそ聞いてみたい!」インタビュー、巻末にはノッポさんの創作紙芝居もついています。

【もくじ】
・ごあいさつ
・第1章「小さい人」とのつきあい方
・第2章「大きい人」とのつき合い方
・第3章ノッポさんが「小さい人」だった頃のお話
・第4章ノッポさんとおしゃべり 〔インタビュー〕
・『こうまははながすき』 ~ ノッポさんによる創作紙芝居

[古川 敦]