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登米市名物“はっと”を守るため、おばあちゃんが立ち上がった! あの長沼も舞台に本格アクション「Go! Hatto 登米無双」が公開

[2016/11/30 14:50]

 宮城県・登米市(とめし)が、オリジナルPR動画「Go! Hatto 登米無双」(ゴハット トメムソウ)を2016年11月29日よりYouTubeで公開。そのアクション映像が話題となっています。

 「Go! Hatto 登米無双」は、登米市名物“はっと”をご法度(禁止)にしようと、のどかな登米市に突如現れた謎の集団。市民が悲嘆に暮れる中、立ち上がったひとりの女性「トメ」が謎の集団と闘い、登米市に平和を取り戻すアクション作品です。

Go! Hatto 登米無双

 撮影は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント競技場候補地として話題の長沼や、国指定重要文化財である教育資料館(旧登米高等尋常小学校)を始めとした登米市の名所で行なわれ、多くの登米市民をはじめ、布施孝尚市長、栗山健作副市長、登米市の観光PRキャラクター「はっとン」なども出演しています。

Go! Hatto 登米無双 メイキング

 登米市の“はっと”とは、小麦粉を水で練って熟成させたものを指で薄くのばして茹で上げた、ツルツル、もちもち食感の郷土料理です。醤油仕立ての汁で茹で上げたり、お湯で茹でて、あずき、ずんだ、ジュウネン(エゴマ)などに絡めたりもします。その昔、小麦から作られる”はっと”が美味しすぎて「百姓の米作りが疎かになるのではないか」と心配した領主がご法度(禁止)にしたことから、「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。

 「トメ」役の金子早苗さんは、1955年生まれの61歳。女優・ナレーター・殺陣師・日本舞踊家(藤村亀吉)。
東映演技研修所在籍中に殺陣を学び、退所後は大山克巳氏(新国劇)に師事、大山塾の師範となり、殺陣歴約30年。50代~70代で結成された殺陣ユニットOBC(おばチャンバラーズ)として活動中。

「トメ」役の金子早苗さん
[古川 敦]