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所得税や相続税など、ほとんどの国税がクレジットカード支払いに対応!手数料は1万円毎に76円~1月4日に専用サイト開設。トヨタファイナンスが受託

[2016/12/6 16:16]

 所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税などほぼ全ての税目で、インターネットを使ったクレジットカード納付が2017年1月4日8時30分からスタートします。同日10時00分に専用Webサイト「国税クレジットカードお支払サイト」がオープンします。

 これまで自動車税や、住民税、固定資産税、都市計画税などの地方税では、自治体によってはクレジットカード払いが可能でした。しかし、国税を対象とするクレジットカード納付は初となります。

 国税庁長官が指定した納付受託者トヨタファイナンス株式会社に、国税の納付の立替払いを委託することにより実現。24時間利用可能で、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDに対応しています。

 納付税額に応じた決済手数料がかかり、納付税額が最初の1万円までは76円(税別)、以後1万円を超えるごとに76円(税別)が加算されます。なお、決済手数料は、国の収入になるものではないとのことです。

 クレジットカード納付ができる金額は、1,000万円未満かつ、利用するクレジットカードの決済可能額以下の金額(決済手数料含む)で、領収証書は発行されません。また、クレジットカード納付をしてから、納付済の納税証明書の発行が可能となるまで、3週間程度かかる場合があるとしています。

[古川 敦]