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USJに500億円以上かけて「任天堂エリア」を世界初オープン! 東京五輪前を予定~二層構造の巨大複合エリア。宮本茂氏がビジョンを語る動画も公開

[2016/12/12 21:19]

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に、任天堂のキャラクターと世界観をテーマにしたエリア「SUPER NINTENDO WORLD」が世界で初めてオープンします。オープン時期は、2020年の東京オリンピック開催より前を予定しているとのこと。

 任天堂のテーマエリアは、2016年11月29日にユニバーサル・パークス&リゾーツおよび任天堂が発表した通り、米国オーランドおよびハリウッドと、日本の世界3か所のユニバーサル・スタジオのテーマパークにオープンしますが、日本が世界で最初にオープンすることになります。

「SUPER NINTENDO WORLD」(R) & (c) Universal Studios & Amblin Entertainment (c) & (R) Universal Studios. All rights reserved.Nintendo properties are trademarks and copyrights of Nintendo. (c) 2016 Nintendo.

 任天堂の人気キャラクターやゲームの世界観を再現し、他に類を見ない最新鋭技術を活用した世界初ライド、インタラクティブ・エリア、ショップ、レストランを有する二層構造の巨大複合エリアとなり、その投資額はユニバーサル・スタジオ・ジャパン1か所のみで500億円を超える予定です。

 現在パーク敷地内の駐車場と、将来の拡張用地の一部にパークエリアを拡張した上で建築。関西大学宮本勝浩名誉教授の試算によると、「SUPER NINTENDO WORLD」オープン後10年間のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが創出する経済効果は近畿圏において約6.2兆円、全国では約11.7兆円、その雇用効果は約108万人に及ぶとしています。

 「スーパーマリオ」シリーズを中心に、世界的大ヒットの任天堂キャラクターが多数集結。その世界観を任天堂株式会社代表取締役クリエイティブフェローの宮本茂氏をはじめとする任天堂のクリエイティブチームと、ユニバーサルのクリエイティブチーム (プレジデント:マーク・ウッドベリー氏)が手を組んで、クオリティに徹底的にこだわりぬいて再現するとしています。

任天堂×ユニバーサル・テーマパークのビジョン
[古川 敦]