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新旧ブレードランナーのツーショット写真が初解禁! オリジナルから30年後の世界を描く映画「ブレードランナー 2049」は11月全国公開

[2017/1/10 19:12]

 11月に全国公開される映画「ブレードランナー 2049」。全世界が注目する作品から、新旧“ブレードランナー”のツーショット写真が公開されました。

 「ブレードランナー 2049」の舞台は、オリジナル作品の舞台である2019年から30年後の2049年。

 映画「ブレードランナー」では、人間と見分けのつかない“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官=ブレードランナーのリック・デッカード役をハリソン・フォードが演じていました。

 続編となる「2049」では、新たにライアン・ゴズリングが演じる男が新人ブレードランナー“K”という事も判明。30年後の世界には新たな危機が迫っており、物語は“K”が30年間行方不明であったデッカードを探す所からスタートします。

 解禁されたツーショット写真では、ハリソン・フォードと新人ブレードランナーを演じるライアン・ゴズリングが肩を並べています。

 ライアン・ゴズリングは「ハリソン・フォードは自分のヒーローだ」と話すほどの大ファンで、初めてハリソンを目の当たりにした時には相当緊張したとのこと。

 「ちょうどセットが独特の雰囲気の霧に包まれていた時に、どこからともなくハリソンが現れたんだ。シルエットだけでも間違えようがなかったよ。僕は彼を満足させるものを創り上げられる事を心から願ったんだ」と撮影時を振り返ってコメント。

 監督を務めるのは「プリズナーズ」、「ボーダーライン」などで高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ氏。全米で11月に公開された新作「メッセージ」も高く評価されています。

 ヴィルヌーヴ監督は、撮影期間中にハリソン・フォード、リドリー・スコットと一緒に食事に出かけた際に、「デッカードがレプリカントであるべきか、人間であるべきかという論争で、ハリソンとリドリーから集中攻撃を受けたんだ。オリジナルの大ファンとしては、この夕食の席は一生の思い出になったよ(笑)」というエピソードを披露。

 この点については、新作では製作総指揮を務めるリドリー・スコット監督は、「デッカードはレプリカントである」と主張し、ハリソン・フォードは「デッカードはレプリカントではない」と主張して真っ向から意見が対立していて、ファンの間でも論争となっています。

 続編となる「ブレードランナー 2049」で、その点が明らかにされるのかも注目です。

 ハリソン・フォードは、「これについては自分自身を喜んで検閲するよ。オリジナル版を撮影していた時から興味深い問題だったし、その時にその答えは得られていないからね。ただ【『2049』は十分 に入場料に値する】という事は言えるよ(笑)」との意味深なコメントをしています。

「ブレードランナー 2049」作品情報

製作総指揮:リドリー・スコット
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ
原題:Blade Runner 2049
全米公開:2017年10月6日
日本公開:2017年11月全国ロードショー

[工藤ひろえ]