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【2017年冬ドラマ】本日4日(土)は、遠藤周作氏の心理サスペンスを田中麗奈さん主演でドラマ化した「真昼の悪魔」がスタート

[2017/2/4 20:40]

 2017年冬ドラマ28本をリストアップして1月7日に掲載しましたが、4日(土)23時40分からは、遠藤周作氏の原作を田中麗奈さん主演でドラマ化した「真昼の悪魔」がスタートします。

【土曜】 2017年2月4日
23:40~「真昼の悪魔」/東海テレビ・フジテレビテレビ
原作:遠藤周作/脚本:香坂隆史/出演:田中麗奈、中村蒼

2月4日23時40分からスタートする「真昼の悪魔」の公式サイトより

 遠藤周作氏の小説を田中麗奈さん主演でドラマ化。美人外科医のウラの顔、自分でも理解ができない本当の顔とは……。空虚が女神を、悪魔に変える……。

 作家志望のとある青年・難波聖人(中村蒼さん)は、腹部に猛烈な痛みを覚え、大学の山岳部のOBで面識のあった医局長の吉田誠(鈴木省吾さん)のいる病院に駆け込んだ。対応するのは、白衣の医師・大河内葉子(田中麗奈さん)。

 虫垂炎だと診断し、てきぱきと指示を出す葉子。激痛に耐える難波の顔を両手で包み込み、優しい声をかける。手術は無事に成功し、入院することになった難波は、愛想のいい清掃員・芳賀明善(篠原篤さん)と出会い、すぐに意気投合。そして何より、美しく優秀な葉子が担当医になったことに喜ぶ。しかしそれは、大いなる絶望と破滅への入り口だった……。

 病院内で奇怪な事件・トラブルが相次ぐ。病室の引き出しの奥に挟まっていた不可解なメモ…。認知症の老婆に対する医療事故…。少女が謎のアレルギーで死の淵に…。偽のカルテにより病状が悪化していく患者…。

 葉子のプライベートもまた、ある意味奇怪なものであった。度々、教会の神父のもとを訪ね、懺悔室で思いを吐露する。俗物である御曹司・大塚光の猛アタックに応えるも、妖しくねじれていく関係。それは、葉子自身にしか解らない深い闇、葛藤、虚しさに、もがき苦しんでいく姿だった……。

 全てのオトナに問いかける究極の心理サスペンスが、衝撃の結末へと転がり進んでいく……。

[古川 敦]