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98万円で買えるアイドル! 世界初の歌って踊れるロボットアイドル「高坂ここな」が誕生~オリジナルのロボットアイドルも300万円で育成可能

[2017/2/6 21:35]

 ロボットプラットフォームを提供するスピーシーズが、フィギュアーぽい外観の世界初のロボットアイドル「高坂ここな(こうさかここな)」を2017年2月8日(水)に受注開始します。価格は塗装済み標準外装込みで98万円(税別)。また、ロボットアイドルの育成と派遣業務を行なう「モーションフィギュアープロダクション」を開始すると発表しました。

 「高坂ここな」は、「モーションフィギュアープロダクション」の登録アイドル第1号。採用しているモーションフィギュアープラットフォーム「Model MOFI7 Pro」は、人形部の各関節を特殊なワイヤー駆動方式で駆動。駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUは下部に設けられた「からくりユニット」内に収納することで、スリムな外観と静かな動作音を兼ね備えています。外装を交換して様々なキャラクターに変身させることが可能です。

 また、34軸の関節自由度による高度で繊細な動き、可愛くスリムな外観、静かな動作音、高いCPU性能、ネットワークとの接続機能などを備え、繊細な表現とエンタテインメントを披露するとのこと。

 体を支えるステーに4つの自由度を持たせたことで自由に踊ることができ、例えば、手首だけで3つの自由度を持っているので、一般的なロボットでは不可能な繊細な表現をすることが可能となっています。また、3DCG制作ソフト「MikuMikuDance」でモーションを作成(.pmx、.vmd利用))することができます。

Robot Idol 高坂ここな ( Kosaka Cocona )

 フィギュアー部の身長は約45cm、外装は硬質樹脂+塗装によるフィギュアーライクな「Real 3D Skin」となっています。CPUとして、RaspberryPi3基板を実装(LINUX搭載)し、MOFI-OS ver2.0(PCやスマホなどからHTTPにて操作可能)を搭載しています。

 「モーションフィギュアープロダクション」では、希望の外観のロボットアイドルをオリジナルモーションフィギュアーとして誕生させ、育成することができます。希望の外観イメージをマンガや写真などで提出すれば、それをもとに同社のモーションフィギュアー技術でロボットアイドルとして誕生させます。育成費用は300万円(標準骨格の場合:税別)です。なお、著作権のあるキャラクターの場合、事前に著作権者の許可が必要です。

 「高坂ここな」に買う前に会いに行きたい場合は、2017年2月8日(水)~2月10日(金)に東京ビッグサイト 西3-4ホールで行われるイベント「プレミアム・インセンティブショー」のロボットワールドEXPO(コマ番号:西4-R01-20)で、デビューイベント・新作ダンスモーションが披露される予定です。

[古川 敦]