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岐阜市は三重県!? 間違い多数の「岐阜信長歴史読本」の回収をKADOKAWAが発表~Amazonなどで3倍以上のプレミアム価格に
[2017/2/10 16:09]
KADOKAWAが10日、2017年1月30日に発売した「岐阜信長歴史読本」に地名の誤りや誤表記があるとして、全面的回収を行うとともに、内容の再確認を行なったうえで、地名の誤りや誤表記を改めた改定版を刊行すると発表しました。
岐阜市が三重県になっていたり、羽島郡岐南町及び笠松町が愛知県と記載されているほか、「廃グレードホテル」や、「岐阜バスバス」との誤字、「美濃人物伝」での人物名と紹介文が入れ違っていたり、昭和4年が1828年と記載されるなど、間違いは30カ所以上に及びます。
返品指示がきたから買ってみたよ噂の岐阜信長歴史読本。ほんとだ岐阜駅が三重にある(困惑#岐阜信長歴史読本pic.twitter.com/4jiU7F9IOD
— 流浪の書店員?? (@shotenin)2017年2月10日
同社では、「読者の皆さま、岐阜市関係者の皆さま、製作、販売にご尽力いただきました関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます」と謝罪。「原因解明と編集手順の改善を徹底的に進め、今後は二度とこのようなことのないよう再発防止に努めてまいります」としています。
なお、購入者には、改定版が出来上がり次第、交換するとのことで、改定版は3月下旬が予定されています。交換方法の詳細は、決まり次第、同社のサイトで案内するとしています。
また、今回の回収を受けて、Amazon.co.jpなどで元値の1,290円(税込)の3倍以上のプレミアム価格になっています。