「うちのおじいちゃんは運転大丈夫?」と心配する人に。損保ジャパンが無料の安全運転支援サービス「ドライビング!」提供開始~半年間の期間限定で
高齢者ドライバーによる死亡事故のニュースを目にすることが増えてきています。
「うちのおじいちゃんもまだ運転してるけど、大丈夫だろうか」とそうしたニュースを目にする度に心配に思う人も多いのでは。
そんな中、損害保険ジャパン日本興亜株式会社が、ドライブレコーダーを使った安全運転支援サービス「DRIVING!~クルマのある暮らし~」(以下「ドライビング!」)を今年3月からスタートすると発表しました。
「ドライビング!」は3月1日に申込み受付を開始。専用サイトも3月1日オープン予定です。申し込みは、損保ジャパン日本興亜の自動車保険に加入している個人限定となります。
利用は無料で、4月にサービス提供を開始する予定。サービスは開始から半年後の9月にいったん終了し、2017年秋以後に有料サービスとして展開する予定。
つまり、4月からの半年間は無料で利用できることになります。申し込み受付は先着5,000名限定。
損保ジャパン日本興亜はこれまでに、専用ドライブレコーダーにより安全運転を支援する法人向けサービスや、スマホを使った個人向けカーナビ&運転診断アプリ「ポータブルスマイリングロード」などを提供。
「ポータブルスマイリングロード」利用者では、約2割の事故削減を実現した実績があるとのことです。
新しく提供するサービス「ドライビング!」は、これまでのサービスで培ったノウハウを活用。
具体的には、ドライブレコーダーで運転データと走行映像を記録するほか、画像から衝突の危険があると判断した場合は警告音でドライバーに危険を知らせる「前方衝突アラート」機能を搭載。
あらかじめ家族の携帯電話のメールアドレスなどを登録しておくことで、緊急時にメールを送信することもできます。
また、高齢者は長年運転してきていることから、加齢による運転技術の低下を自分で意識することが少なく、運転に自信を持っている人が多いと言われます。
「ドライビング!」では、走行データに基づく運転診断レポートを毎月郵送するサービスも実施。アドバイスやヒヤリハットを検知した日時や地点もフィードバックします。郵送としたのは、メールなどにあまり馴染んでいない高齢者でも利用できることを想定したとのこと。運転診断レポートは5月から開始予定です。
そのほか、視機能トレーニング機能も5月から提供を予定。北里大学監修のもと、視機能チェック機能と、パソコンでの視覚と運転に関するトレーニングツールを独自開発。自分の能力を正しく把握し、トレーニングすることができます。
「損保ジャパン日本興亜の自動車保険に加入していること」という申し込み条件が付きますが、すでに加入しているなら、無料で6カ月間、自分の運転を実測データに基づいて振り返ることができるチャンス。
高齢者や免許取りたてのドライバーが家族にいる人なら、申し込んで損はなさそうです。有料サービスに自動移行することはないので、損保ジャパン日本興亜の自動車保険加入者の方は、3月1日オープンする「ドライビング!」専用サイトで申し込んでみては。