エンタメ

姿態をスーパームーンが照らし出す! 村主章枝さんの初フルヌード写真集「月光」が本日15日(水)刊行~「感覚が研ぎ澄まされ、最高の『月光』を再現できた」

[2017/2/15 01:28]

 講談社が、2014年11月に現役を引退し、フィギュアスケート・コリオグラファー(振付師)として活動中の村主章枝さん(1980年12月31日生まれ)の初フルヌード写真集「月光」(発売/講談社、撮影/アンディ・チャオ氏)を、2017年2月15日(水)に発売しました。A4判変型96ページで、価格は3,500円(税別)。

 2002年、村主章枝さんがソルトレイクシティオリンピックで披露したフィギュアスケートプログラム「月光」。その3カ月前の米国同時多発テロに思いを馳せ、暗闇中で一筋月光ような演技ができたらとの思いで、世界的なコリオグラファーであるローリー・ニコル氏と共に作り上げたました。そして、現役最後競技大会となった2014年東日本フィギュアスケート選手権大会では、「月光」で現役生活に終止符を打ちました。

 その「月光」を写真で表現するという企画が持ち上がったのが昨年9月。国内外で指導のため1年半分を海外で暮らす村主さんが、11月半ばに「月道」が出現することで知られる離島・三宅島に、研ぎ澄まされたアスリートボディで降り立ちました。

 ここ数十年で最も大きく輝くスーパームーンの下で4分間。ピアノソナタ「月光」が静かに流れる波打ち際で、スケート靴を履かずに完璧に再現。月光に照らされ、青く浮かび上がる村主さんの姿を幻想的なタッチで表現しています。

村主章枝さんのコメント

 『月光』は私にとって本当に大切なプログラムです。(撮影は)フリープログラム用に編曲した4分間の『月光』を波打ち際で流し、スケートと全く同じ演技で踊りました。頭のてっぺんからつま先まで感覚が研ぎ澄まされて、最高の『月光』を再現できたと思います。

 この体験は、私の人生の中でかけがえのない宝となりました。

[古川 敦]