吉田茂首相が“バカヤロー解散”した2月28日は「バカヤローの日」! 最近「バカヤロー!」と思った人は64%、中でも一番怒っているのは40代男性!~マクロミル調査
今日2月28日はバカヤローの日。1953年のこの日、当時の吉田茂首相が衆議院予算委員会で「バカヤロー解散」をしたことに由来しているそうです。
「バカヤローの日」にちなんで、調査会社のマクロミルが現代人の怒りの実態を探るべく全国1,000名にアンケートを実施。
最近何に怒った? 怒り度が高い世代や性別は?――など、現代人の怒りを調査しました。
“バカヤロー”と思った経験率は64%、一番怒っているのは40代男性
最近「バカヤロー!」と怒ったこと、怒りたくなったこと、怒っていることが「ある」と回答した割合は64%。実に3人に2人が、最近“バカヤロー級の怒り”を経験しています。
性別や年代別に集計してみると、 2017年冬、“バカヤロー”と思った率が一番高いのは、40代の男性でした。女性でも、40代がもっとも高くなっていて、社会でも家庭でも中核となり責任を背負う世代だけに、“バカヤロー”と言いたくなることが多いようです。
どのような状況で「バカヤロー!」と怒りたくなったかを聞いてみると、最も多かったのが「職場や学校での生活の中で」で、48%とほぼ半数を占めます。
次いで「恋愛や家族・友人・知人などの人間関係」とプライベートでの人間関係が42%に上り、こちらも4割超。怒りの多くが、日常的に関わりの深い相手や場所で発生していることがわかります。
「バカヤロー」と実際に声に出してしまったのは、50代男性が61%でトップ!
「バカヤロー」と心の中で怒っても、言葉に出すか出さないかでは大違い。「バカヤロー」と実際に声に出してしまったことがある人は全体の42%でした。意外に多いですね!
実際に声に出してしまった人は40代以上の男性に多く、中でも50代男性が最多の61%でした。
また、マクロミル調査では、最近の“バカヤロー”エピソードも自由回答で答えてもらっています。職場や学校では、あるあるな怒りが上げられている一方で、社会の出来事や時事ネタでは、幼児虐待という誰にとっても受け入れ難い問題をあげる人も。
<「職場・学校」編>
・仕事が忙しいのに、1人ぶらぶらとトイレばかり行ってなかなか帰ってこない人に腹が立つ!(女性30代)
・自分の考えをパクられた!それ私のアイディアじゃんか、バカヤロー!(女性30代)
・愚痴しか言わず、お礼が言えない人がいる!(男性30代)
<「世の中の出来事、時事」編>
・幼児や乳児へ虐待する親に。(男性30代)
・運転中に携帯を触っている人が多い!(女性60代)
さまざまな人と接する社会生活では、電車でのマナーや礼儀作法、学校や会社への不満など、怒りと無縁で過ごすというのは難しいもの。人と会ったり、趣味を楽しむなどで「怒り」とうまく付き合っていきたいところです。