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アカギ、カイジ、ぼのぼの、ポプテピピック、テンプリズムなど、有名マンガのコマを無料で使用可能! Webサイト、ブログ、SNSで使えるマンガコマ埋め込みサービス「マンガルー」

[2017/3/2 18:27]

 Twitterなどで有名マンガのコマをツイートしているのをよく見かけます。みんながよく知っているマンガなら、ひとコマで言いたいことがビシっと伝わるし、見る方も楽しいもの。

 とはいえ、やはり無断使用。著作権侵害が気になって使えないでいた人や、使ってはいたものの後ろめたく思っていた人も少なくないはず。

 そんなネットユーザーのニーズに応えるサービスが新たに登場しました! 株式会社ムーヤンが開始したマンガコマ埋め込みサービス「マンガルー」がそれ。

 「マンガルー」は、「全てのカク(書く、描く)人のために」というコンセプトで作られた、権利者から利用許諾を受けたマンガのコマをWebサイト・ブログ・SNSで使えるサービスです。

 Webメディアやブロガー、SNSユーザーなど、利用者は自分でコマを切りだして埋め込み、コードを貼り付けることで、スタンプ感覚でツイートしたり、マンガのレビュー記事にも使うことができます。作品ごとの利用許諾申請は不要。

 埋め込まれたコマはマンガルーサーバーから配信される仕組み。コマには自動的に各ネット書店・電子書店へのリンクやコピーライトが表示されます。埋め込まれたコマにマウスオーバーすると、作品情報、amazonやhontなどの書店リンクが表示されるため、マンガのコマを見た人はすぐに購入できます。

 ひとコマだけ見て気に入ったものの、どの作品のコマかわからないので購入できない、といったお悩みも解決。

マンガルーの仕組み

 利用するときは、マンガの好きな箇所を範囲指定するだけで、埋め込みコードが作成できます。また、「笑顔」「グルメ」「ディスる」等のキーワードや「ありがとう」などの台詞で、切り取り済みのコマが検索可能。

 切り取ったコマには、共有用URLが発行されるため、埋め込みに対応していないSNS(Facebookやtwitterなど)にもコマが投稿可能。小さく切り取っても、タイムライン上では大きくコマ画像が表示されます。

 なお、Webメディアなどで「マンガルー」を利用するには、マンガルーのサイトから使用するサイトのURLなどの情報を送信して申請する必要があります。審査に通ったサイトには、アカウントが発行されます。

配信中の作品

 サービス開始時点で、「ぼのぼの」(いがらしみきお)、「ポプテピピック」(大川ぶくぶ)、「カイジ」、「アカギ」、「銀と金」(福本伸行)、「テンプリズム」(曽田正人 原案/瑞木奏加)、「おやおやこども」(木下晋也)、「ケシゴムライフ」(羽賀翔一)、「マルスのキス」(岸虎次郎)などの作品を配信。

カイジやアカギ、テンプリズム、ポプテピピックなどネットでよく見かけるマンガが権利侵害の心配なく使えます!

 4月からは「サラリーマン金太郎」(本宮ひろ志)が期間限定配信されるなど、配信作品は今後随時追加されていく予定。2017年内に、配信作品3万冊・利用メディア数1万メディアを目指しています。

[工藤ひろえ]