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有村架純さん初の悪女役! 映画「3月のライオン」のランジェリーに身を包んだ場面写真が解禁

[2017/3/3 07:00]

 羽海野チカさん原作の連載10年を迎える人気コミック「3月のライオン」を、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が、神木隆之介さんを主演に迎え2部作として実写映画化。3月18日(土)より【前編】、4月22日(土)より【後編】が全国公開されます。

映画『3月のライオン』予告編 2

 そして2017年3月3日、初の悪女役を演じる有村架純さんのランジェリーに身を包んだ大人な女性の雰囲気を醸し出す場面写真が、解禁されました。

 「第67回NHK紅白歌合戦」で紅組司会を務め、2017年4月から放映のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主演に決定している有村架純さん。これまでのイメージは、「正統派」「清純派」。今回、解禁された写真は、零の隣でセクシーなランジェリーに身を包み、憂いのある表情を浮かべています。

 有村さんが演じるのは、両親と妹を交通事故で亡くした桐山零(神木隆之介)さんが、引き取られることになる幸田家の長女。プロ棋士を目指していたが、父から「零に勝てないなら無理だ」と諦めさせられ、父と零に愛憎半ばの感情を抱いている役どころ。有村は、零に罵倒を浴びせ、泣き叫び、プライドが高く気性が激しい香子を見事演じ切っています。

 大友監督は「有村さんは、香子の大切な感情をちゃんと捕まえてくれました。基本は親の愛情が違う方向へ向いていくのを横目で見ていた子供の“寂しさ”ですね。零とは血の繋がっていない姉弟だから、危うい関係性がにじみ出ることを期待したのですが、その点もとてもバランスが良かった」と有村さんを称賛。

 さらに、父の弟弟子であるプロ棋士の後藤(伊藤英明さん)を好きになり、微妙な関係を続けている香子について、「後藤の表面的な強さとは裏腹の弱さを許容している部分も描きたかったので、原作のイメージよりもう少し大人の女性に作り上げました」と語っています。

ストーリー

 17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語。

 中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。
 深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。今、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける!

監督: 大友啓史
原作: 羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
脚本: 岩下悠子 渡部亮平 大友啓史
音楽: 菅野祐悟
出演: 神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介 加瀬 亮 前田 吟 高橋一生 岩松 了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏 伊藤英明 / 豊川悦司
製作:『3月のライオン』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
配給:東宝=アスミック・エース

[古川 敦]