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叶姉妹の変わらぬゴージャスなプロポーションと胸のボリュームに驚嘆! 映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」公開記念イベントに“観音様”をイメージした金色の衣装で登場

[2017/3/22 19:21]

 第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得したフランス映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」が、3月25日(土)からYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町などで順次公開されます。

 映画の公開記念イベントでは、叶姉妹がゲストとして登壇。「モン・ロワ」は愛し合いながらすれ違う男女を描く、官能的な大人の恋愛映画。映画の内容にちなんで、恋愛のプロフェッショナル・叶姉妹が当日来場した女性客からの恋愛相談に直接答えるというスペシャル企画も実施されました。

恋愛のプロフェッショナル・叶姉妹の変わらぬゴージャスなプロポーションと衣装に感嘆

 叶姉妹は、姉の恭子さんが“観音様”をイメージして選んだという、スパンコールが散りばめられた煌びやかな金色のドレスで登場。妹の美香さんは現在40代半ば、姉の恭子さんはそれより上のはずですが、変わらぬゴージャスなプロポーションで会場を感嘆させました。

 冒頭では、美香さんが恋愛に悩む女性たちの一助になればということで、ブログでも好評を博している「恭子さんによる恋愛格言」を紹介。

 「私はいわゆる“恋人”というカテゴリーを持ちません。男性達から『僕って何?』と聞かれたら、あなたが自分で考えて決めなさいと答えます。ですから“浮気”という概念もありません。どの瞬間もフレッシュなラブがそこにあるのですから。」

 「結婚=幸せという考えもありません。結婚した翌日に、それ以上心ときめく人が現れたら、きっと約束を守れないでしょう。結婚という神聖な儀式も、その約束を守れないのならばするべきでない。とてもシンプルです。そもそも結婚というシステムに何の魅力も感じません。」

 恭子さん節が炸裂した恋愛論に、会場の女性客も納得の様子。そんな恭子さんの恋愛に対する願望は「心をすべて奪われ、頭がおかしくなるくらいの恋愛を経験すること」。それは、「いつもそこに行きつく前に相手に飽きてしまうから」なのだそう。

 一足早く映画を鑑賞した恭子さんは、恋愛に傷つく女性主人公に対し「おそらく、こんなことになってはいけませんよ、という話。男性がロクデナシであることはどこの国でもありえること」と余裕の表情。

 美香さんは、「一番初めに本作を観る時に『美香さん、この映画の答えは初めに出ているのよ』と言われ驚いた。病院で先生から主人公のトニーが『人は時々自分が見えなくなって大けがをしてしまう』と諭されるシーンで、その後の展開を見ていくとなるほどなぁとすごく納得した」との感想。

 さらに、「作品に出てくる男性のジョルジオが姉にそっくりで、トニーの方がいつも周りにいるグッドルッキングガイのひとりのよう。男女が逆転していますね」とほほ笑んだ。

ダメンズとの恋愛については「足元を見られるような付き合い方をしてしまうのはご自身」と恭子さん

 お金と女性関係にだらしない「ダメンズとの恋愛にハマってしまうこと」について、恭子さんは「基本的に、ダメンズやイケメンという言葉はとてもあいまいな呼び方なので使いません。ダメンズと一口にいっても、誰にとってなにがダメなのかは違うし、人によっては受け取り方が変わるかもしれません。足元を見られるような付き合い方をしてしまうのはご自身だし、相手をよく知るということが大切です」と持論を展開。

 また、「結婚」について美香さんは、「昔はずっと結婚したいと思っていました。でも最近はだんだんそれがすべてではないと思うようになりました。心通うパートナーがいれば形式に縛られることはないのではないでしょうか」と心境の変化を告白しました。

意外に(?)常識的! ゴージャスな叶姉妹の恋愛相談

 さらに、この日は特別企画として、会場に集まった女性たちから叶姉妹への恋愛相談を実施。離婚歴のある男性と付き合っている女性から「彼が元奥さんや子供に会いに行くのがつらい」との相談を受けると、美香さんは「そのつらいと思う気持ちと愛している気持ちを天秤にかけてみれば答えは出るはず」とアドバイス。

 また、「浮気を何度も繰り返すダメ男は治りませんか?」という質問に、恭子さんは「治りません」とキッパリ。「浮気というのは“癖”というか“ネイチャー”ですね」と、ここでも名言を披露しました。

 また、昨今“結婚できない女性”がフューチャーされているのを受けて、恭子さんは「結婚も恋愛もご自身のためにするもの。周りから認めてもらったり、祝福してもらったりすることを求める考え方自体を変えるべきでは? “誰と”ということを抜きに、“結婚して子供を産んで幸せになる”という3点セットを語ってしまうのは危険なトリックですね」と語りかけました。

 最後に2人は、「傷つくような恋をしていらっしゃる女性は、この映画を見ながらもう少しご自身の幸せになることを考えていただければ。私たちはいつでも女性の味方。男性に振り回されたり、悪い方向に向かうのはとても悲しい。映画から学び、さまざまなシチュエーションを楽しみながらご覧になってください」と締めくくりました。

映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」作品情報

映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」公式サイトより

<ストーリー>
 スキー事故で大けがを負ったトニーは、リハビリセンターで黙々とトレーニングを続けながら、元夫のジョルジオとのハリケーンのような10年間を振り返る。トニーは弁護士で知性と教養に溢れているが、容姿やスタイルは平凡だった。一方、レストラン経営者のジョルジオは、女性を喜ばせることに天才的で、いつも美女に囲まれてパーティ三昧の派手な暮らしを送っていた。そんな二人がなぜ愛し合うことになったのか?さらに結婚した途端、理想の男のはずのジョルジオが、思いがけない素顔を見せ始める─。

<キャスト&スタッフ(敬称略)>
監督:マイウェン(「パリ警視庁:未成年保護部隊」)
出演者:エマニュエル・ベルコ(『太陽のめざめ』監督)、ヴァンサン・カッセル(『美女と野獣』)、ルイ・ガレル、イジルド・ル・ベスコ
2015年/フランス/126分/仏語/日本語字幕:横井和子/原題:MON ROI/R15+
配給:アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル

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[工藤ひろえ]