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液晶材料研究で培った技術! シャープが保冷バッグを開発して限定醸造日本酒とセットでクラウドファンディング~開始後数時間で目標金額を達成
[2017/3/29 13:01]
シャープが、独自技術の「蓄冷材料」を活用した日本酒専用の保冷バッグを新たに開発し、石井酒造(埼玉県幸手市)が限定醸造した日本酒と同梱セットにして、クラウドファンディングサービス「Makuake」(サイバーエージェント・クラウドファンディング)で、2017年3月28日(火)より購入の募集を開始しました。
価格は6,600円(税込、送料込)、目標金額は1,000,000円。クラウドファンディングの期間は6月28日(水)までですが、開始後数時間で目標金額を達成しています。なお、購入者への商品発送は7月中旬の予定です。
シャープが液晶材料の研究で培った技術をベースに開発した「蓄冷材料」は、特定の温度で融け、固体から液体に変化し、この時に周囲の熱を吸収することにより、材料そのものだけでなく、その周囲の空気や触れている対象物を特定の温度で保持するとのこと。
「-24度~+28度の温度領域の特定の温度で蓄冷する」特長があり、お酒や食品などを“適温”で楽しむことができるとしています。なお、保持できる温度や時間は、材料の使用量や使用条件によって異なります。
同社では、蓄熱技術の研究開発をさらに進めるとともに、社内ベンチャー「テキオンラボ」を活用して「蓄冷材料」を美食分野や物流分野などで活かす応用展開を追求し、新しい“適温”の世界を提案していくとのこと。