魚肉ソーセージの包装フィルム、うまくはがれなかった経験がある人は約9割も! 「メーカーは自社製品をもっと研究してほしい」
株式会社ジャストシステムは、「商品イメージに関する調査」を実施、結果を発表しました。対象は、スマホを使用する全国の10代~60代の男女1,100名。
魚肉ソーセージの包装フィルム、はがしにくかった経験のある人が9割近くも!
魚肉ソーセージで開け口のテープ、はがそうと思ったら頑丈にくっついていてなかなかはがれない。逆に、テープだけぺりっとはがれて包装フィルムは無傷。あるあるですね。
調査では、「ソーセージなどで、開け口の手がかりとなるテープがすぐに切れ、はがしにくい」経験をした人は88.2%にも上ることがわかりました。
そのうち、30.1%が「メーカーは自社製品をもっと研究した方がよい」、13.8%が「このこと以外がよいだけに残念な気持ちになった」、11.5%が「ブランドの印象が非常に悪くなった」、5.7%が「そのブランドの商品を二度と買いたくないと思った」と答えました。
包装フィルムがはがしにくいだけで、「二度と買わない」まで思う人が5.7%も! 「ブランドの印象が非常に悪くなった」という人も11.5%に上り、あわせて17.2%もの人がブランドに対して強い悪印象を抱いてしまうようです。
5人に1人が、ウェットティッシュがうまく取れないと「ブランドイメージが悪くなる」
「ボトルタイプのウェットティッシュを1枚取ろうとしてうまく切り離せず、大量に出てしまう」ことに対しては、「そのブランドの商品を二度と買いたくない」(9.9%)、「ブランドの印象が非常に悪くなった」(12.1%)との回答が。
ボトルタイプのウェットティッシュの場合、余計に出てしまった分を押し込むこともできなくて無駄になることもあり、22.0%の人のブランドイメージに悪影響を与えているようです。
半数近くが、スマホ用充電ケーブルの寿命の短さに「不満」
スマホの充電ケーブルにも不満を持つ人が多いもよう。
「スマートフォンのバッテリーと接続するためのケーブルがすぐに故障してしまう」ことに対しては、「自社製品をもっと研究した方がよい」(19.7%)、「残念な気持ちになった」(10.4%)、「ブランドの印象が非常に悪くなった」(10.2%)、「そのブランドの商品は二度と買いたくない」(7.2%)という結果に。
現在は100円ショップでも販売している一方で、メーカー純正品はかなり高くつくなど、商品の質も幅広くなっていますが、比較的短い期間で使えなくなってしまった経験を持つ人は少なくないようです。
調査ではそのほか、4連スナック菓子で切り目がうまく切り離せず中のお菓子がばらまけてしまった、コンビニの麺類では具がフィルムにはりついてしまう、なども「自社製品をもっと研究した方がよい」と考える人が多いという結果に。
技術の進歩は目覚ましいものがあり、新技術を取り入れた製品が日々発売されていますが、意外に身近なところに、もっと改善してほしい小さなことがたくさんありそうです。