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【2017年夏ドラマ】本日13日(木)は、舞台を京都に移した上川隆也さん主演「遺留捜査」、真木よう子さんが「美」の呪縛を解く救世主になる「セシルのもくろみ」、スイーツ飯テロドラマ「さぼリーマン甘太朗」がスタート

[2017/7/13 11:45]

 2017年夏ドラマ26本をリストアップして7月6日に掲載ましたが、13日(木)からは舞台を京都に移した上川隆也さん主演「遺留捜査」、真木よう子さんが「美」の呪縛を解く救世主になる「セシルのもくろみ」、スイーツ飯テロドラマ「さぼリーマン甘太朗」がスタートします。

【木曜】 2017年7月13日
20:00~ 「遺留捜査」/テレビ朝日
脚本:大石哲也、森下直ほか/出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、和泉崇司、宮崎香蓮、甲本雅裕、段田安則

22:00~ 「セシルのもくろみ」/フジテレビ
原作:唯川恵/脚本:ひかわかよ/出演:真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子、板谷由夏、金子ノブアキ、徳井義実、佐藤江梨子、リリー・フランキー

25:00~ 「さぼリーマン甘太朗」/テレビ東京
原作:萩原天晴/脚本:村上大樹、足立紳、山口智之、酒井善史/出演:尾上松也、石川恋、皆川猿時、尾上寛之、清水葉月


刑事7人【2017年7月クール】

7月13日20時からスタートする「遺留捜査」の公式サイトより

  この夏、「遺留捜査」が帰ってくる! 舞台を京都に移し、2年ぶりに風変わり刑事・糸村を演じる上川隆也さんは「糸村という男の変わらなさ、奔放さは、僕が演じてきたほかのどんな役にもないもの。6年を経て糸村という役の“唯一感”ともいうべきものを強く感じています」と、役柄への愛着を語っています。

 事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラ、糸村聡。

 第4シーズンは京都が舞台。糸村が着任するのは、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課の中にあって、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチーム“特別捜査対策室”、通称“特対”。世間の耳目を集めるような派手な事件から、高度な情報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当する、プロフェッショナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”ともよばれている部署。

 マイペースな糸村の加入によって、特別捜査対策室に化学反応が起きるのは必至!? 糸村とコンビを組む女性刑事・神崎莉緒を栗山千明さんが演じ、さらに、段田安則さん、戸田恵子さん、永井大さんら豪華実力派キャストが集結しています。

過保護のカホコ

7月13日22時からスタートする「セシルのもくろみ」の公式サイトより

 この夏、真木よう子さんが、女性たちの「美」の呪縛を解く救世主になる!! 幸せに見られることって、本当に幸せ? ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語。

 主演の真木よう子さんは、“美”から遠ざかっていた主婦役に挑戦。さらに豪華共演陣として、吉瀬美智子さん、伊藤歩さん、板谷由夏さん、長谷川京子さんが集結しています。

 原作は、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、主婦層から多くの共感を呼んだ唯川恵さんの同名小説。運命のいたずらで読者モデルとなった女性が一流のモデルとして成功の階段を駆け上っていく物語です。

 タイトルにある“セシル”とは、フランスの小説家、フランソワーズ・サガンの名作「悲しみよこんにちは」の主人公・セシルが由来。原作では、かわいい顔をして恐ろしい“もくろみ”をもった少女が抱く女の悩み、葛藤、思惑など女性自身の中に潜む“オンナ”という意味で使われています。

 また、劇中では作家などの文化人、美容家、スポーツ選手ら様々な分野で活躍する実在の女性たちが複数出演し、ドラマのテーマである“女性としての生き方”、“人から幸せそうに見られることの虚栄心”など、視聴者へ問いかけ投げ掛けるシーンも登場するなど、これまでのドラマとは異質の演出も見どころです。

さぼリーマン甘太朗

7月13日25時からスタートする「さぼリーマン甘太朗」の公式サイトより

 テレビ東京が得意とするグルメドラマ、7月クールはスイーツ祭!

 萩原天晴氏(漫画・アビディ井上氏)による人気コミック「さぼリーマン 飴谷甘太朗」をドラマ化。主演は立役から女方までさまざまな役をこなす、注目の若手歌舞伎俳優・尾上松也さん。松也さんは今回が連続ドラマ初主演となります。

 松也が演じる飴谷甘太朗(あめたにかんたろう)は、吉朝出版で営業マンとして勤務する独身のメガネイケメン。仕事を完璧にこなし周囲の信頼も厚いが、彼にはひた隠しにする“ある秘密”があった。それは「仕事をサボってスイーツを食べること」。甘太朗は今日も手早く外回り営業を終わらせて、背徳的な甘味の園へと向かうのだった…。

 老舗の甘味処から知られざる名店まで、甘太朗がスイーツを堪能するのはすべて実在する店。また、ハイスピードカメラを多用した映像の数々や、VFXで表現される「スイーツに酔いしれる甘太朗の脳内イメージ」も見どころの一つ。従来のグルメドラマとは一線を画す、異次元スイーツドラマ。

[古川 敦]