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館長兼まん長のちん子さんの下ネタマシンガントークも! 「秘宝館バスツアー」が増発~参加者の多くが一人参加の女性!? 群馬県と栃木県にある秘宝館3つを巡る

[2017/9/4 22:01]

 有限責任事業組合 別視点が運営する「東京別視点ツアー」が、群馬県と栃木県にある秘宝館3つを巡る「秘宝館バスツアー」を2017年10月15日(日)に富士急トラベルと運行します。

 同社では、今までも栃木や群馬の秘宝館をバスツアーに組み込んではいたものの、今回は完全に「秘宝館」に特化したとのことで、栃木の「性神の館」、群馬の「性と命のミュージアム」「珍宝館」と職人芸がひかる秘宝館を3つ巡ります。

 当初、9月9日(土)だけの運行予定でしたが、募集開始から数日で席が埋まり、今回の増便が決定。なんと、参加者の多くが一人参加の女性とのこと。同社では「『1人だし、初参加だし、バスツアーなんて大丈夫かな』と思っている人も、そこはエイヤっ!と飛び込んでみてください。案外、大丈夫です。あえて1日がかりで秘宝館を3つも巡ろうという、意欲と好奇心をお持ちのかたばかりなので、趣味趣向がかなり似てますので。気が合います」としています。

熱狂!どスケベな人は逆にお断りの秘宝館「性神の館」

 まず最初に向かうのは栃木の秘宝館「性神の館」。全国各地の秘宝館がつぎつぎ閉鎖をしていくなか、いまだ栃木で元気に営業しているのがここ。

 もう何十年とその作業を繰り返しているだろうに、展示品を嬉々として解説する館長さんの様子は、まるで生まれてはじめての解説のように情熱的にピュアとのこと。

性実!性に対してのマジメさが逆にクレイジーな秘宝館「命と性のミュージアム」

エントランスにある女体をイメージしたコラージュ作品

 ふくよかなおばちゃんと、まじめそうな館長さんの2人が手厚く歓迎してくれる「命と性のミュージアム」。パッと見、夫婦のようだが友人なんだとか。ホームセンターで材料をそろえ、ほぼすべての展示を2人で手作りしたそうです。

 「秘宝館ではありません。性にまつわるマジメな博物館です」と公言しているだけに、展示物も学術的なものが多く、マジメが突き抜けてクレイジーな領域にどっぷり浸かっているのがここの特徴。

 子づくり用ダブルベッドがある個室、はりつけにするための縄と十字架、妊婦を疑似体験できるスーツなど体験系アクティビティも充実。

性をテーマにした独創的な造形作品

圧巻!下ネタマシンガントークが神業の領域な秘宝館「珍宝館」

下ネタマシンガントークで解説をしてくれる珍宝館館長兼まん長のちん子さん

 ここの最大の特徴は、まん長とも名乗っている館長さんの軽快なトーク。関ジャニ∞村上信五とマツコ・デラックスがお送りする“世間で話題となっている様々な件に対してちょっとだけ首を突っ込んだり 突っ込まなかったりする”番組「月曜から夜ふかし」に何度も登場した館長さんが、立て板に水のマシンガントークで、入場者を圧倒。

 毒舌のなかにユーモアを織りまぜ、職人的なトークをくりひろげます。受付にいる時はやさしい田舎のおばあちゃんなのに、解説をはじめたとたん顔つきもオーラも変わります。

 トーク中盤で入場者すべての全員の股間を触り「たまごクラブ」「サハラ砂漠」などとニックネームをつけてくれます。また、「秘宝にみえる石」、「全裸の人間に見える樹木」、「マリリンモンローばかり書いてる画家の絵」などのコレクションも充実しています。

【ツアー詳細】
・日時:2017年10月15日(日)8時~20時ころ
・スケジュール:池袋駅西口「東京芸術劇場正面入り口前」【07:45集合】(08:00出発)―性神の館【10:30~11:30】―新田乃庄(昼食)【12:45~13:35】―命と性ミュージアム【14:40~15:30】―珍宝館【15:40~16:40】―池袋駅(19:30頃着)―新宿駅の「フーターズ※」(20:00頃着 ※打ち上げ希望者のみ)
・集合場所:7時40分~8時 池袋駅西口「東京芸術劇場前」待ち合わせ
・費用:14,900円(2人以上での参加で、1人あたり500円割引)
   貸切バス、施設入場料、昼食代、別視点特製パンフレット込み
・定員:40名

[古川 敦]