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また!? 「このハゲーー!」で一躍有名になった豊田真由子議員の新音声を週刊新潮がYouTubeで公開、新秘書の青森町議に「白痴か!」「痴呆症か!」と罵声~ネットでは「1回録音晒されてるのに繰り返すお前が痴呆症」の厳しい声

[2017/9/12 21:52]

 「このハゲーーー!」の強烈な罵声で、一躍全国区の知名度を得た豊田真由子議員。

 その後、今井絵理子参院議員や山尾志桜里衆院議員の不倫スキャンダルに世間の注目が集まったことや、豊田真由子議員が自民党を離党して一応ケジメをつけたことで、騒動は一時沈静化。8月に入ってからは、活動再開に向けて地元でお詫び行脚を始めていると報じられていました。

 9月8日(金)発売の「文藝春秋 2017年10月号」では、豊田真由子議員のロングインタビューを掲載。「体調を崩し入院している」としてメディアの取材に一切応じていなかった豊田真由子議員の、騒動後初のメディア露出となったインタビューでは、「あんな風に怒ったことはこれまで一度もない」「元秘書が繰り返した失敗により地元の支援者との信頼関係が崩壊するという恐怖でパニック状態になった」などと説明しています。

 一方で、産経新聞などが9月12日(火)、秘書への傷害の疑いで豊田真由子議員を埼玉県警が事情聴取したことを報道。捜査が継続していることがわかりました。


町議兼務の新秘書に「お前らは白痴か!」「痴呆症か!」

 埼玉県警が障害の疑いで豊田真由子議員を事情聴取したことが報じられた9月12日(火)、週刊新潮は豊田真由子議員の新たな罵声をYouTubeで公開。

 週刊新潮が「論よりIC!」として公開した音声では、豊田真由子議員は新秘書となった青森県町議を「お前らは白痴か! 痴呆症かお前らは!」「痴呆症か! それもそれでジジイとババアで」と罵倒。“ジジイとババア”というのは、町議とその夫人に向けた言葉とのことです。

 なお、「このハゲーーー!」騒動後に豊田真由子議員の秘書となった青森・板柳町議の松森俊逸氏は、青森県の町議と埼玉県の衆院議員秘書を兼職することへの批判を受け、すでに秘書を辞任しています。

 9月13日(水)発売の「週刊新潮」2017年9/21号では、文藝春秋の“豊田告白”についても検証。新公開の音声と共に、今後も国会議員を続けるという豊田氏について報じるとしています。


あきれるネットユーザー「これもうダメだろ」「繰り返すお前が痴呆症」

 週刊新潮が公開した罵声を聞いたネットユーザーからは、「これもうダメだろ」の声。「一度録音を晒されてるのに、繰り返すお前が痴呆症だろw」といった辛辣な批判も。

 Twitterでは、「このハゲーの新作きてた〜!!!」「豊田真由子はあなたの中にいる」「豊田様いったい何者なんだよ」など、すでにキャラとして面白がる声も多く見られます。

 豊田真由子議員が地元の信頼回復に向けて動き出した矢先だけに、「最高のタイミング」と評する声も複数あがっています。豊田真由子議員は文藝春秋のインタビューで議員活動を続ける意志を明らかにしていることから、「次の選挙で埼玉県民の良識が問われる」という人も。

 「このハゲーーー!」と罵倒された元秘書が録音した音声は、週刊新潮によって第2弾、第3弾、第4弾と“小分け”にして公開されました。そのため、今回も週刊新潮が未公開の“隠し玉”音声を持っている可能性も考えられます。

 文藝春秋インタビューでようやくメディアに顔を出して説明した豊田真由子議員ですが、産経新聞の報道では議員はまだ入院中の身とのこと。また病院に“籠城”してしまうのか、あるいは近く開く見込みと報じられていた記者会見を開いて弁明するのか、週刊新潮報道に対する動きが注目されます。

[工藤ひろえ]