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NHK大河「おんな城主 直虎」でまさかの“色小姓”展開にネットは大盛り上がり! 徳川家康を演じる阿部サダヲさん、菅田将暉さんの万千代(井伊直政)に「まこと、色小姓としてしまうという手もあるかの」とにじり寄る

[2017/10/23 14:17]

 いよいよ井伊家再興へ向けて話が盛り上がってきたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。

 10月22日(日)放送の第42回「長篠に立てる柵」は、衆院選当日。午後8時からは選挙特番となるため、通常より早い午後7時10分からの放送となりましたが、後半まさかの“色小姓”展開にネットは騒然。

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のトップページ。トップの写真が新しくなったように、ここからは家康の元で功を立てていく万千代(菅田将暉さん)を、領地を治める井伊直虎(紫咲コウさん)が支える二人三脚の展開に

 タイトル通り、第42回は長篠の戦いの回ですが、ドラマでは長篠の戦いそのものよりも、留守居役を仰せつかった万千代(井伊直政)の活躍をメインに描いています。

 長篠の戦いがあった1575年に菅田将暉さん演じる万千代(井伊直政)は徳川氏に出仕。当時井伊家は居城を失い、お家再興のため功をあせる跡取りの万千代は、長篠の戦いの柵を立てるため、徳川家康に材木の手配を申し出ますが、井伊直虎(紫咲コウさん)の考えにより阻まれることに。

 長篠の戦いには参戦を許されなかったものの、家康に「日の本一の留守居」を務めてみろと言われた万千代は、草履の棚を作り直したり、押し付けられた武具の修理を誠心誠意務めますが、その功は小姓の小五郎に横取りされてしまいます。

 がんばっても認められないと荒れる万千代に、当時やはり不遇をかこっていた本多正信(六角精児さん)は「潰れた家を強みにすれば良い」と諭します。

 そんなとき突然、万千代は汚れた着物を着替え、家康の寝所に行くよう仰せつかります。当時は“衆道”が最もさかんな頃。本多正信に「お顔だけは可愛らしくていらっしゃるから」と言われ、出世の道のひとつと覚悟を決めて寝所に行ったところ、阿部サダヲさん演じる徳川家康に笑い飛ばされます。

 寝所に呼ばれたのは、これまでとは違う武具の手入れの素晴らしい仕事ぶりに、「これはこれまでに居たものがしたことではない」と考えた家康が、万千代の仕事ではないかと思ったからでした。

 功を横取りされ、がんばっても誰も見てくれないと思っていた万千代は感激の涙を浮かべます。そこで!

 家康は「いっそ、まこと、色小姓としてしまうという手もあるかの」と言い、固まる万千代ににじり寄り「ここはひとつ、まことそういうことにしてしまわぬか」と耳元に囁きます。

 涙ぐむ菅田将暉さんを見る阿部サダヲさんの家康が、その気になったのか冗談なのか、どちらともとれる絶妙な演技。ドラマではそこでシーンが屋外に切り替わり、本当に色小姓としたのか、それとも“ふり”だけなのかはぼかしたまま今回は終了。

 “色小姓”という言葉から異様に盛り上がったネットでは、阿部サダヲさんがにじり寄るあたりで「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「アッー!!」など大盛り上がり。

 実際、井伊直政(万千代)は徳川幕府の公式記録に「容顔美麗にして心優にやさしければ、家康卿親しく寵愛し給い」との記述も残っているそうで、イケメンだったのは間違いないようです。衆道の趣味はなかった家康が唯一寵愛したとの説もあります。

 万千代は元服が22歳と、15~16歳が普通だった当時としては異例に遅かったのも、寵愛のあまり家康が許さなかったからという説も。ただし、元服が遅れたことについては、義母であり、また実父の幼い頃からの許嫁であった井伊直虎の功績を敬い当主としておきたかったためで、井伊直虎死去の後に元服したという説もあります。

ネットでは女子の歓喜の声「オレ得すぎる」「来週から日本一の色小姓になるのか」

 衆道では武田信玄や織田信長が有名ですが、これまでのNHK大河ドラマでは、衆道については平清盛のドラマを除いて、織田信長が主役でもあまり描かれませんでした。そこはスルーするのが国民放送局だと思われていたこともあり、まさかの色小姓展開にネットではさまざまな声が飛び交いました。

 衆院選で夜7時10分からの放送となったことからお子さんも見ている時間。「さっき風呂で小3に『ママー、色小姓ってなあに?』と聞かれちまったぞ、番組責任とれよー!」という声も。

 「『色小姓』て何? 直虎視聴中に中2の息子に聞かれ、『色恋の色』『男性同士なので男色とも言って、織田信長と森蘭丸が有名かな』と答える私」と、きっちり説明したお母さんのつぶやきも見られます。

 もちろん、女子からは「オレ得すぎる展開」「菅田さんの色小性……なんともわくわくさせる展開 来週もう少し色小姓のくだりを掘り下げて頂けることを楽しみにしております」など、歓喜の声多数。

 もともと「おんな城主 直虎」は女性主人公ながら、ネットで「イケメン大河」と言われるほど女子には眼福なドラマ。

 井伊直親役の三浦春馬さん、小野政次役の高橋一生さん、井伊直政役の菅田将暉さん、傑山役の市原隼人さん、今川氏直役の尾上松也さんなど、旬のイケメン俳優が勢揃いするNHKならではの豪華なキャスティングです。

 寺に匿われるなど不遇をかこっていた万千代=井伊直政ですが、ここから家康の寵愛を受け出世街道まっしぐら……のはず。イケメンというだけではなく、万千代は赤備えの軍を率いて戦でも活躍し、徳川の四天王と言われるまでに出世します。

 1560年の桶狭間の戦いから不運が続き、辛抱の時期が長かった井伊家の逆襲がはじまるのはこれから。よく知られた戦国時代の話なので、途中からでも十分ついていけます。

 色小姓展開と、いままで徳川の小姓などから悪し様に言われてきた万千代の出世を見届けたい方は、「おんな城主 直虎」の視聴予約をどうぞ。まさかの色小姓というパワーワードが登場した第42話が見たい方は、10月28日(土)午後1時5分から再放送があります。

[工藤ひろえ]