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映画「銀魂」、パート2(仮)制作決定! 「銀魂」ブルーレイ&DVDリリース記念トークイベントで、小栗旬さん、福田雄一監督がサプライズ発表

[2017/11/16 19:16]

 11月16日(木)、映画「銀魂」のブルーレイ&DVDリリースを記念して、主演・小栗旬さん、福田雄一監督によるトークイベントが行われました。

 映画「銀魂」のブルーレイ&DVDは、ワーナー・ブラザーステレビジョン&ホームエンターテイメントから11月22日(水)に発売されます。レンタルも同日開始で、デジタルは先行配信中。

映画「銀魂」は最終興行収入38.4億円の大ヒット、2017年邦画実写映画No.1に!(現時点で)

 映画「銀魂」は、単行本累計5,100万部を超える週刊少年ジャンプの人気コミックを実写化したコメディ作品。人気コミックの実写化は「イメージが違う」と原作ファンから叩かれがちですが、「銀魂」はドラクエ世界をパロディドラマにしたTV東京「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督が手がけるとあって、原作テイストと合うのではと公開前から期待が高かった作品。

 最終興行収入38.4億円の大ヒットを記録し、2017年の邦画実写映画No.1(11月16日時点)に。11月22日(水)にリリースされるブルーレイ&DVDも予約好調で、Amazon.co.jpのベストセラー商品となっています。

すでに脚本も完成? 「銀魂」パート2制作決定! 2018年公開予定

 11月16日(木)、ブルーレイ&DVDリリースを記念したトークイベントが都内にて緊急開催され、主演の小栗旬さんと監督の福田雄一が登壇しhました。

 予約の7割から8割を占めるプレミアム・エディションには、2人によるコメンタリーが収録されていますが、トークではそのコメンタリー収録が話題に。

 MCがコメンタリーに“ピー”(NGワード)が多いことを指摘すると、「ここは消されるだろうと思ったくだりは覚えている」(福田監督)「リラックスしすぎてしまった(笑)」(小栗さん)と収録を振り返った2人。“口は隠されていないので、何と言っているのか妄想できるのもビジュアルコメンタリーの醍醐味”という話になり、客席を沸かせました。

 また、コメンタリーでは銀時の髪型が、地毛の時とかつらの時のシーンがある事も明かされています。この点について聞かれた福田監督は、「シーンによって10段階ほど髪の量が違う」ことを暴露。ふだんは“コメンタリーの名手”を自認する福田監督ですが、「銀魂」のコメンタリー収録では本編が面白く、2人で見入ってしまうシーンが多くなったそう。

 小栗さんは、収録後に自宅でもDVDで観返してしまったとのこと。ご本人もお気に入りの作品のようです。

 NG集では、中村勘九郎さんの全裸を前に、柳楽優弥さんが何度も笑ってNGを出してしまったことが明らかになりますが、実は、福田監督も中村勘九郎さんを全裸にすることは躊躇したそう。ところが、中村勘九郎さんの方から「監督、銀魂ですよ。出さなくてどうするんですか!」と監督に詰め寄ったというエピソードも披露されました。

 何日もかけて撮影されたというアクションシーンについては、普通のチャンバラシーンにしたくなかったという福田監督に、小栗さんが韓国のアクション監督のチャン監督を紹介した経緯が明かされました。それにより、「日本のチャンバラシーンにはない、“物を使ったアクション“になっている」とのこと。このあたりは、ブルーレイ&DVDでじっくり見返したいところです。

 「銀魂」は、12月に韓国でも100スクリーン以上で公開される予定。チャン監督と福田による舞台挨拶も予定されているそうです。

 そんな中、極秘サプライズ情報を「銀魂」制作チームからあずかったというMCが「『銀魂パート2』(仮)2018年夏休み公開」と発表。続報は12月16日・17日に開催されるジャンプフェスタで発表される事も明かされました。

 パート2のサプライズ発表に、福田監督は「銀時(小栗演じる主人公)がムロツヨシになっているかも」と冗談を飛ばしつつ、「満足できる脚本ができた」とファンの期待度がアップする発言。「銀魂」の動員数を見て、早々にパート2が決定していたもようです。パート2は2018年夏に公開される見込み。

 小栗さんは「銀髪にしたくないんですよね~」と本音を漏らしながらも、「みなさんに楽しんでもらえる物を作りたいと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。観客からの大きな拍手につつまれながら会場を後にしました。

[工藤ひろえ]