桐島、湯切りやめるってよ! 「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の第2弾「青のりMAX」が本日7日(木)刊行~司馬遼太郎、ブルゾンちえみなど120人
宝島社が、書籍「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX」(著者:神田桂一氏、菊池良氏)を2017年12月7日(木)に発売しました。四六判219ページで、価格は980円(税別)。
2017年6月7日に発売し、11万部を突破した「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の第2弾。今回は、紫式部や森鴎外、司馬遼太郎、カズオ・イシグロ、筒井康隆、吉本ばなななどのほか、ブルゾンちえみやノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロなど、今話題の方々を含む総勢120人の文体を収録。
「桐島、湯切りやめるってよ」、「失楽麺」、「ゆげくらべ」、「博士の愛したソース式」、「湯邦人」などなど。さらに前作で登場した村上春樹らは特別座談会で登場します。イラストは、有名漫画家の模倣を得意とする漫画家・田中圭一氏の描き下ろしです。
カップ焼きそばの文体摸写は、昨年、著者の菊池良氏がツイッターに投稿した「もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある『作り方』を書いたら。」が、3万件以上もリツイートされたことから火がつき、その投稿を見た多くのツイッターユーザーから「もしも○○がカップ焼きそばの作り方を書いたら」という文体摸写が次々と投稿され、ついには糸井重里氏までもが「糸井重里が焼きそばの作り方を書いたら」を投稿。著名人も参加するほどにまで広がり、ネット上でブームとなったことから、書籍化されました。
もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら。pic.twitter.com/La376O749Y
— 菊池良?『もしそば』シリーズ15万部 (@kossetsu)2016年5月15日
第1弾では、村上春樹や太宰治、三島由紀夫、川端康成といった文豪や、星野源、小沢健二といった人気アーティストなど100人になりきり、100パターンの“カップ焼きそばの作り方”を掲載。文体摸写のクオリティの高さが、書店員に支持され店頭でも大きく展開され、ネットだけでなく幅広い年齢層に好評で、購入者の約35%が40~50代女性とのこと。
編集担当者 九内俊彦(くないとしひこ)氏のコメント
第1弾の発売時には、まさかこれほどの大ヒットとなり、第2弾が出せるまでになるとは思っておらず、著者ともども驚いています。第2弾は、別のテーマも考えたのですが、やっぱり「カップ焼きそばの作り方」が一番面白いんです。そして、文体模写をしたい人やモノが、まだたくさん残っていることにも気がつきました。
今回は、前作とはまったくかぶらないで、なおかつ増量の120文体です。また、ヒットの一因は、田中圭一先生の爆笑イラストにもあると思います。第2弾でもご期待ください!