第1回「週刊文春」×「エブリスタ」小説大賞決定! 大賞受賞作「お局美智」を電子書籍として発売、2018/1/31までキャンペーン価格で税込100円
株式会社文藝春秋が小説投稿サイト「エブリスタ」とタッグを組んで設立した「週刊文春」小説大賞で、第1回大賞受賞作品が決定しました。
大賞受賞作の「お局美智」は、12月27日(水)から、Amazon.co.jp、楽天Kobo、iBooksで電子書籍として配信が開始されました。「お局美智」の価格は300円ですが、2018年1月31日までは特別価格の100円で販売されます(価格は税込)。
第1回の小説大賞では、「表の顔、裏の顔」をテーマにした「驚きの事件」が描かれる短編小説を募集。多数の応募作が寄せられた中から、大賞受賞作「お局美智」が選ばれました。著者は明日乃さん。作品タイトルは原題の「空気はGRAY」から改題しての電子書籍発売となります。
「お局美智」は電子書籍として発売されるほか、週刊文春の2018年1月4・11日合併号および1月18日号に、2回に分けて全文掲載されます。
大賞受賞作「お局美智」は、長さは紙の本にして32ページほどの短編で、地方都市のとある中小企業が舞台。経理課に勤めるOL・佐久間美智がハイテクな手段を用いて、社内にはびこる横領や不正に陰ながら立ちむかっていきます。
大賞受賞・明日乃さんの受賞のことば
「お局美智」が大賞を受賞し、我が子が始めて歩き出した時と同じ喜びを覚えています。
世の中の多くの会社員は美智のようには出来ないけれど、同じ心境で生きていると思うのです。
「お局美智」の受賞は、こつこつと働く平凡な会社員の生き方が物語の主人公として認められたものでしょう。きっと読者の皆様も、我がことのように美智を応援してくださるのではないか、そう期待しています。
最後に、「お局美智」を世に送り出して頂いた週刊文春及びエブリスタのスタッフの皆様に深く感謝いたします」
【明日乃(あすの)さんの著者プロフィール】
福島県安達郡(現、二本松市)出身。
法政大学卒業。現在、福島県福島市在住。