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トミカと百人一首が奇跡のコラボ! くじ形式「初春トミカ」の「トミカ百人一首」が本日28日(木)発売~「上の句」と「下の句」の同じ車種をそろえると一首

[2017/12/28 13:46]

 タカラトミーが、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」に「百人一首」をテーマにデザインした「トミカ百人一首」を、2017年12月28日(木)に発売します。「上の句」4種と「下の句」4種の全8種をラインナップ、価格は700円(税抜)。なお、種類は選べないブラインドパッケージ仕様です。

 近年、マンガやアニメ、映画の題材として「百人一首」や「競技かるた」が登場したことで、競技かるたの競技人口増加傾向にある(※タカラトミー調べ)など、盛り上がりを見せているとのことで、今年の「初春トミカ」は「百人一首」がテーマ。

 小倉百人一首から有名な4首を厳選し、一首の「上の句」と「下の句」それぞれを同一車種で1台ずつ、計2台に分けてデザイン。ブラインドパッケージ仕様の通称「トミカくじ」として何が出るかを楽しむだけでなく、「上の句」と「下の句」を揃える楽しさを加えたとのこと。「上の句」と「下の句」は異なるパッケージデザインで、「上の句」4種が1/4の確率で、「下の句」4種も1/4の確率で出ます。

 そのままデスクやテーブルに飾って楽しめるほか、歌を読みあげて遊んだり、通常のトミカと同様、手ころがしや走行させて遊ぶこともできます。パッケージは、開けると「大吉」「中吉」「小吉」がわかるおみくじもついているので、新年初めの運試しも楽しめます。

 「初春トミカ」シリーズは、「日本らしさ」「正月らしさ」を軸にした、新春向け商品として2013年に発売した「福々トミカ」、2014年に発売した「紅白福々トミカ」、2015年に発売した「傾きものトミカ」、2016年には「トミカむかしばなし」を発売し、今回の「トミカ百人一首」が第5弾。

 季節を感じる歌の中から季節ごとに有名な歌を一首ずつ選び、その際には歌われている情景がトミカで表現できそうなもの、ということも重視したとのこと。車種については「百人一首」というテーマに合うもの、歌のイメージを表現できる形状や雰囲気を持ったトミカが選ばれています。たとえば、「日産 スカイライン 2000GTR」はその形状が富士山に似ていることと、今回の車種の中で実車が最も古い年代のものだったことなどから 「田子の浦」の歌にあてられています。

【逢】 「(上の句)これや此の行くも帰るも別かれては (下の句)知るも知らぬも逢坂の関」(蝉丸)
【月】 「(上の句)夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを (下の句)雲のいづこに月宿るらむ」(清原深養父)
【紅】 「(上の句)ちはやぶる神代も聞かず龍田川 (下の句)から紅に水くくるとは」(在原業平朝臣)
【雪】 「(上の句)田子の浦に打出でてみれば白妙の (下の句)ふじの高嶺に雪は降りつつ」(山部赤人)
[古川 敦]