「心からお祝い」と聞こえる? 立憲民主党枝野代表の国会での草津白根山噴火被害者への発言が話題に~「ガチで言ってる」「滑舌が悪いだけで“お見舞い”では」
1月24日の国会審議で質問に立った立憲民主党・枝野幸男代表の失言がネットで話題になっています。
13時頃から約1時間、質問に立った枝野代表は、「立憲民主党代表の枝野幸男です。質問に先立ち、一言(いちごん)申し上げます」と断って、噴火災害に触れました。
「草津白根山の噴火によって訓練中の自衛官の方が亡くなられました。心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた皆さんに、心からお祝い(お見舞い)を申し上げます」。
「心からお祝い」に聞こえてしまう部分は、「心からお見舞い」と言いたかったものと思われますが、動画で確認した人は“お祝い”と聞こえた人が多かったよう。
枝野代表は、続けて「二次災害に十分注意しながら、万全の対応を政府にもお願いをしたいと思います。さて、立憲民主党は……」とそのまま質問に入りました。
これに気がついた人がTwiterなどで動画を拡散。「枝野幸男」がTwitterのトレンドワードにランクインしてしまいました。
動画を見たユーザーからは、「犠牲者も出ているので、言い間違いにしても“お祝い”はかなりまずい」「言い間違いでしょうけど、ビックリですね(;´Д`) 」「ひでぇホントに言ってた(笑) 」など驚きの声が。
単なる言い間違いと見る人が多いものの、「言い間違えるにしてもちょっとこれはない」といったコメントが多く見られます。
一方、「滑舌が悪いだけで、“おみまい”と言ってると思う」という声も少なくありません。枝野代表がそのまま言葉を続けたことからも、枝野代表本人としては「お見舞い」と言ったつもりだった可能性が高そうです。この質問の動画が、「衆議院 インターネット審議中継」で公開されていますので、どういっているのか確認してみてください。
枝野代表はTwitterで、白根山の噴火について1月23日(火)に、亡くなった自衛官に哀悼の意を表するとともに、被災者へのお見舞いの言葉をツイートしています。そうしたことからも、“お見舞い”と言ったのではと思われますが、「お祝い」とまったく逆の言葉にも聞こえてしまうのが残念なところ。
今回の場合は、失言というよりも滑舌が悪いだけという可能性が高そうですが、ネットでは質問内容よりも、“お祝い/お見舞い”ばかり注目される結果になってしまっています。せっかく準備した質問から国民の関心がそれてしまうこともあり、やはり政治家は、滑舌も含めて、言葉には重々注意するに越したことはなさそうです。