えっ、吉祥寺は圏外なの!? 「2018年 首都圏版LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング」発表! 買いたい街・1位は「戸塚」、借りたい街・1位は「池袋」
不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営する株式会社LIFULL(ライフル)は2月6日(火)、「2018年 首都圏版LIFULL HOME'S住みたい街ランキング」を発表。
「買って住みたい街」の1位は神奈川県横浜市の「戸塚」、「借りて住みたい街」の1位は「池袋」でした。
不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」での検索実数から算出しているため、イメージ調査とは違ってかなり現実的なランキングとなっています。
このため、住みたい街のイメージ調査で1位常連の吉祥寺は、価格が高すぎるためか、あるいは休日の人出が多く賑わいすぎのせいか、「買って住みたい街」ではベスト20圏外。「借りて住みたい街」では8位にランクインしています。
<2018 買って住みたい街ランキング TOP10>
1位 戸塚
2位 目黒
3位 八王子
4位 流山おおたかの森
5位 ひばりヶ丘
6位 大宮
7位 浦和
8位 柏
9位 藤沢
10位 三鷹
<2018 借りて住みたい街ランキング TOP10>
1位 池袋
2位 川崎
3位 中野
4位 高円寺
5位 大宮
6位 三軒茶屋
7位 武蔵小杉
8位 吉祥寺
9位 葛西
10位 恵比寿
「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」は、不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」で住まいを探すユーザーの検索・問合せ数をベースに算出した“実際に探されている街/駅”のランキング結果。
買って住みたい街は分譲マンション、分譲一戸建て、中古マンション、中古一戸建てを探している街から、借りて住みたい街は賃貸物件を探している街から算出した順位となっています。
ちなみに、ランキングを発表した株式会社LIFULL(ライフル)は旧社名の株式会社ネクストから2017年に社名変更しています。ブランド名も「LIFULL」に統一し、不動産情報でおなじみの「HOME'S」も「LIFULL HOME'S」に名称変更されました。
首都圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキングの傾向
首都圏買って住みたい街ランキングでは、前回4位だった「戸塚」が1位に耀きました。2位は前回と同じく「目黒」、3位は前回ランキング圏外だった「八王子」が躍進しています。
今回のランキングでは、2017年同様、「脱都心」傾向が継続していることがわかりました。
再開発などに伴う大型物件が分譲された話題のエリアにある駅が上位に登場。開発が一段落して成熟し始めた都心住宅地を最寄りとする駅も顔を出すというランキングになりました。
一方、首都圏借りて住みたい街ランキングでは、「池袋」が堂々の2年連続No.1に輝きました。
2位の「川崎」、3位の「中野」は、ともに前回から順位を上げてベスト3に登場。「高円寺」「大宮」「三軒茶屋」など前回ベスト10入りした駅も引き続き上位にランクインしています。
「借りて住みたい」ランキングでは、2017年から続く傾向として、都心南西部(城南・城西エリア)から東京市部の都内寄りに位置する駅が数多くランキング上位に登場。LIFULLでは、「落ち着いた街並みや住宅地としての本来の生活利便性などが再評価されているのではないかと分析しています。
なお、首都圏版以外に、近畿圏・中部圏・九州圏の「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキングもLIFULLのサイトで公開されています。
「2018年 首都圏版LIFULL HOME'S住みたい街ランキング」調査概要
【調査実施期間】2017年1月1日 ~ 2017年12月31日
【調査対象者】LIFULL HOME'S ユーザー
※首都圏は東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県が対象
【集計方法】LIFULL HOME'S に掲載された賃貸物件/購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計