「映画.com」が、ユーザー投票で決める2017年の映画「BEST10」と「期待はずれWORST10」を発表! BEST10のトップは「ラ・ラ・ランド」、WORSTトップは人気コミック原作のあの作品
総合映画情報サイト「映画.com」は2月8日(木)、2017年にユーザーからの投票で高い人気を集めた映画10本と、期待外れだった映画10本を決定する特別企画「映画.com BEST10 2017」を発表しました。
投票で決定した、2017年のBEST映画1位は「ラ・ラ・ランド」。WORST映画1位は「鋼の錬金術師」となりました。
BEST10のトップは「ラ・ラ・ランド」。邦画は1本のみ、アニメはBEST10入りなし!
ユーザー投票によって決定した、2017年の映画BEST 10は以下の通り。
2016年の「君の名は。」のようなメガヒット作は出なかったものの、日本映画製作者連盟の発表によれば2017年の年間興行成績は2000年代で歴代2位だったとのこと。
2017年のBEST10では、「ラ・ラ・ランド」「美女と野獣」がミュージカル、「ベイビー・ドライバー」は音楽が重要な要素になっており、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」も70年代洋楽ロックを代表する名曲の数々が作品を彩るサントラ盤が好評の一作で、音楽の果たす役割の大きい作品が受けたと言えるのかもしれません。
また、2016年のランキングでは「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」「君の名は。」など邦画が5作品ランクインしましたが、2017年は一転して邦画は1作品のみと、洋画が多く支持された1年となりました。さらに、近年勢いのあるアニメが、洋画も含めて1本も入っていない点で珍しい1年となりました。
期待はずれWORST10のトップは「鋼の錬金術師」。「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が3位に
WORST10のランキングは以下の通り。
1位 鋼の錬金術師
2位 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
3位 スター・ウォーズ 最後のジェダイ
4位 ラ・ラ・ランド
5位 ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
6位 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
7位 エイリアン コヴェナント
8位 アサシン クリード
9位 IT イット “それ”が見えたら 終わり。
10位 アウトレイジ 最終章
期待はずれのトップは「鋼の錬金術師」となりました。原作コミックの人気が高いだけに、期待していたものとは違った人が多かったよう。映画.comのWORSTランキングでは例年、大人気コミック原作の実写化作品がランキングに入ってしまうことが多いのですが、今年は「鋼の錬金術師」と「ジョジョ」がランク入りしてしまいました。
アニメ作品では、「君の名は。」に続くヒットを期待する声もあった「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が2位にランク入り。期待度が高かったぶん、期待はずれと感じてしまった人が多かったよう。
BEST10で1位となった「ラ・ラ・ランド」、2位の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」はともにWORST10でも上位にランクインしています。両作品とも前評判が非常に高かったため、「それほどでもなかった」と感じた人も多かったもようです。