台湾の震災に寄付するおじさま世代が「カッコいい!」とネットで話題~俳優・阿部寛さんが1,000万円寄付。高須クリニック院長は1,000万円+新刊印税寄付を表明
Webニュース「フォーカス台湾」は2月8日、台湾で家電メーカーの発表会に出席した阿部寛さんが、台湾東部・花蓮で起こった震災に1,000万円を寄付することを表明したと報じました。「フォーカス台湾」は、台湾(中華民国)の国営通信社、中央通訊社が運営するニュースサイト。
台湾ではいくつものメディアで阿部寛さんの寄付が報じられ、台湾のネットでは「謝謝、羅馬人!(ありがとうローマ人!)」など感謝の声が上がっています。日本でも報道を見たネット民から「やるなーアベちゃん」「阿部寛台湾に募金してありがとうローマ人って言われてるのほんと面白い」などの声が。
また、「お金があったら阿部寛さんみたいに1000万円寄付したいけど、どうやら僕は貧乏学生なので気持ちばかりの500円を寄付します」という声もあり、阿部寛さんの寄付報道に寄付を後押しされた人もいるようです。
2月8日には、高須クリニックの高須克弥院長も、3月に発売される新刊書籍「炎上上等」(扶桑社新書)の印税を全額寄付することをTwitterで表明。高須院長のつぶやきには、「ポチりましたよ(∩´∀`)∩」「わしも本買うぞー台湾は友達!」「買います。高須先生の志の高さに感動しています」などTwitterユーザーから多くの返信が寄せられています。
「炎上上等」は3月2日発売で、発売は少し先になりますが、2月9日(金)午前9時現在、Amazon.co.jpで本全体のランキングの10位にランクイン中。印税額もかなりの金額になりそうです。
また、高須克弥院長は2月7日に「前回の台湾地震の際は日本赤十字社を通じて1000万円お送りしました。今回も同様にするつもりです」とツイートしており、印税とは別に1,000万円の寄付を表明しています。
なお、日本赤十字では2月9日(金)午前10時現在、台湾の震災専用の寄付窓口はまだ開設されていません。日本赤十字は数日後という場合が多いため、日本赤十字を通じて寄付したいという人はもう少し待ってみるといいかもしれません。
すでに開設されている台湾震災専用の寄付窓口としては、いつも動きの早いYahoo!基金が「台湾東部地震 緊急支援募金」の受付を2月8日に開始しています。開設から1日足らずの2月9日(金)午前10:30現在、すでに5,600万円余りの寄付が集まっています。こちらはTポイントでも募金可能なので、今月はおこづかいがキビシイ人でも、Tポイントがあれば募金できます。