ゴジラ映画史上初のアニメ映画、3部作の第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開日が5/18(金)に決定! コンセプトアートやストーリーの一部も明らかに
ゴジラ映画史上初のアニメ映画「GODZILLA」3部作の第2章、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開日が5月18日(金)に決定しました。
2018年は、4月に「パシフィック・リム:アップライジング」「レディ・プレイヤー1」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などが順次公開されますが、これらのSF大作に続き、歴代最大のゴジラ「ゴジラ・アース」がスクリーンに登場します。
人間、異星人のエクシフ、ビルサルド以外の第4の存在「フツア」が登場する第2章「決戦機動増殖都市」には、ゴジラ映画シリーズ不動の人気を誇る「メカゴジラ」も新たな姿で登場! メカゴジラを構成する物質が“自律思考金属体=ナノメタル”であることも明らかになります。
今回は公開日発表と同時に、「決戦機動増殖都市」の物語が一部明らかに。また、映画の制作を担当するポリゴン・ピクチュアズから、コンセプトアートが1点公開されました。
第1章「怪獣惑星」の舞台が鬱蒼とした森林であったのに対して、第2章は元富士周辺の山岳地帯で熱線攻撃をしようとする「ゴジラ・アース」の姿が描かれています。ゴジラ・アースの目線の先には、紫紅色の3つの光が。 今後公開に向け、じょじょに「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の内容が明らかになる予定です。
「GODILLA 決戦機動増殖都市」ストーリー
21世紀初頭、人類はゴジラに蹂躙された地球に多くの人命を残し、選ばれし者達だけで恒星間移民船・アラトラム号に乗って移住可能な「約束の地=タウ星e」を目指した。しかし、計画は失敗。人類は再び地球へと舞い戻ることになってしまう。
長距離亜空間航行によって生じた時空の歪みは、人類が戻るべき場所を「二万年後の地球」に変えてしまっていた。その地球で主人公・ハルオたちはゴジラの攻撃を受けながら、20年間考え続けた「対ゴジラ戦術」をエクシフとビルサルド、2種族の異星人と共に実行し、決死の戦闘でゴジラを倒すことに成功する。
しかし、喜びもつかの間、地中深くから真のゴジラ「ゴジラ・アース」が姿を現す。二万年もの間成長を続け、生き永らえ、体高300メートル、質量10万トンを超える姿へと進化した超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、ハルオたちは散り散りになってしまう。
そして、ハルオを救ったのは、人類の生き残りと目される「フツア」の民、ミアナだった。フツアはこの地球で初めて出会った人型の生命種族である。彼らは人類の子孫なのか――。「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ。挑むもの、抗うもの、すべて炎に呑まれて消える」という彼らにハルオは、「これは、人類の手に地球を取り戻す、最後のチャンスなんだ」と語り返す。
一方、ビルサルドの指揮官・ガルグは、フツアの持つ矢じりが“自律思考金属体=ナノメタル”でできている事に気がつき歓喜する。それは、21世紀に彼らが富士山麓で「対ゴジラ決戦兵器」として開発するも、起動寸前で破壊された「メカゴジラ」を構成するものと同じ物質であり、その開発プラントが今もなお、残っている証だった―――。
【「ゴジラ・アース」とは?】
西暦2030年にアメリカ合衆国に出現したオリジナルの“ゴジラ”。人類を地球から追い出した後、二万年もの間成長を続け、体高300メートル、質量10万トンを超える超巨大生物と化した。
「怪獣惑星」で人類に倒された、体高50メートルの「ゴジラ・フィリウス」は「ゴジラ・アース」の亜種にあたる。未知の金属元素を含む体組織で構成される筋繊維は、「ゴジラ・フィリウス」の10倍の質量であり、発生する電磁気は惑星規模の気候変動を引き起こし、「熱線」攻撃のほか、超高出力の電磁マイクロ波による共鳴破壊で物質を分子レベルまで粉砕可能な「超振動波」攻撃をもつ。