「青山ブックセンター 六本木店」が閉店! 公式サイトがつながりにくい状態に~公式Twitterには「結婚前、妻と待ち合わせる時はいつも貴店でした」など惜しむ声が続々
青山ブックセンター 六本木店(東京都港区六本木 6-1-20六本木電気ビル1F)が、2018年6月25日(月)で営業を終了し、青山ブックセンター 本店に統合することが明らかになりました。閉店の報道が流れると、青山ブックセンターのサイトにアクセスが殺到し、つながりにくい状態となり、公式Twitterでは「自社ホームページがつながりにくくなっており、申し訳ございません」と謝罪し、「皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます」とツイートしています。
現在、自社ホームページがつながりにくくなっており、申し訳ございません。
— 青山ブックセンター六本木店 (@ABCROPPONGI)2018年5月7日
この度、青山ブックセンター六本木店は、6月25日(月)をもちまして営業を終了し、青山ブックセンター本店に統合することとなりました。皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。
このツイートには、
「名残惜しです。六本木WAVEと青山ブックセンター2階のア-ト棚は憧れでした」
「これで六本木でまともな書店は旧あおい書店のブックファーストだけになる書店がない街はつまらないです」
「新社会人になりたての約10年前、仕事終わりによく立ち寄って癒しとパワーを貰っていました」
「結婚前、妻と六本木で待ち合わせる時はいつも貴店でした。結婚してからも六本木に行くと必ず貴店に本を買いに行きました」
など、閉店を悲しむ返信が続々と寄せられています。
青山ブックセンターは、広告代理店のボードが、1980年に六本木へ1号店を開店し、一時期は東京都内に7店舗年商40億円以上だっこともありますが、店舗拡張費用などが経営を圧迫し、2004年7月16日に栗田出版販売がボードなど運営会社計3社へ破産の債権者申立て、全店が営業中止に。
2004年7月に運営会社3社と日本洋書販売が民事再生の申立てを行ない、破産手続を中止して運営会社3社の株式80%を洋販へ譲渡。9月29日に青山本店と六本木店が営業再開。2004年から2008年まで洋販子会社の洋販ブックサービスが運営していましたが、2008年7月31日に日本洋書販売が破産法に基づく破産手続開始を申請し、洋販ブックサービスも民事再生法に基づく再生手続開始を申請し、店舗営業は継続しながら再建を図っていました。今回の青山ブックセンター 六本木店の閉店により、6月25日以降は青山ブックセンターは本店()のみの営業となります。