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カシオが「デジタルカメラ生産終了のお知らせ」ページ公開! 「これまで培った技術で新ジャンルの製品を開発していく」～「QV-10から23年間にわたるご愛顧に感謝」

[2018/5/16 15:37]

　2018年5月9日に、デジタルカメラ事業からの撤退を正式に表明したカシオ計算機が、2018年5月15日(水)に「デジタルカメラ生産終了のお知らせ」ページを公開しました。


　同社は1995年に、世界初の液晶モニター付き民生用デジタルカメラ「QV-10」を発売し、デジタルカメラの時代を切り開きました。同ページでは「新しいコミュニケーション文化を創る製品を開発してきたと自負しております」と語った上で、「23年間にわたり、ビジュアルコミュニケーションを楽しむツールとして皆様にご愛顧いただきました既存のコンパクトデジタルカメラの生産を終了させていただくことになりました」と改めてデジタルカメラ事業のからの撤退を表明し、「これまで、弊社デジタルカメラをご愛顧頂き、誠にありがとうございました」と感謝を述べています。

　今後については、「これまで培った映像・画像に関する技術と、弊社の持つ様々な独自技術を活かした全く新しいジャンルの製品開発をしてまいります。いずれまた、皆様に愛され、驚きと感動をご提供できる製品をお届けしたいと考えております」としています。

　なお、修理などのアフターサービスについては、同社規定に基づき、これまで通り対応るとしており、「デジタルカメラ生産終了のお知らせ」ページにはサポート情報や、「修理」に関する情報、問い合わせ窓口などのリンクがまとめられています。

[古川 敦]