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パソコン要らずで使える、単3乾電池駆動の屋外用防犯カメラ「ラディアント2K」発売~2万を切る価格で撮影距離・感知距離25m、夜間撮影・フルHD画質の録画に対応

[2018/5/17 19:47]

 産業用LED照明・防犯カメラ企画製造を行う株式会社ダイトクは、乾電池で動く屋外カメラ「ラディアント2K」を5月22日(火)に販売開始します。参考価格は1万9,800円(税別)。

パソコンなしで利用できる、乾電池で動く屋外カメラ「ラディアント2K」。参考価格は1万9,800円(税別)

 「ラディアント2K」は、パソコンなしで、単体で設定・利用ができる屋外カメラ。2.5インチのディスプレイを内蔵しているため、その場で記録した画像が確認可能。記録メディアはSDカードで、容量32GBまでのSDHC規格に対応しています。

 乾電池駆動でネックになるのが連続駆動時間ですが、「ラディアント2K」は単3乾電池8本で最長8カ月のスタンバイが可能です(単3乾電池は4本でも使用可能)。付属の取り付けベルトで、簡単に取り付け可能。このため、電源が取れないところでも簡単に設置できます。

単3乾電池8本で、最長8カ月のスタンバイが可能
2.5インチディスプレイを搭載しているため、単体で記録した画像や動画が確認できます

 防水性能はIP66規格に準拠。あらゆる方向から強い水流を噴射されても影響を受けず、完全な防塵構造になっているため、屋外に設置してどしゃぶりの雨が降っても大丈夫。

 200万画素のCCDカメラを搭載していて、30m離れた看板の文字も読むことができます。このため、たとえば違法駐車車両のナンバープレートも画像記録から読み取れます。

 夜間撮影も可能で、赤外線照射距離は約25m。赤く光る赤外線ではなく、不可視タイプの赤外線LEDを搭載しているため、防犯カメラを目立たせずに監視することができます。株式会社ダイトクによると、赤く光る赤外線LEDでは、カメラや記録メディアが盗まれてしまいやすいとのこと。

 録画は、人感センサーで温度を感知すると自動的に動画または静止画を撮影開始します。センサーの検知範囲は25mまで。

 タイムラプス機能も搭載。定期的に撮影した静止画を自動的に動画を生成します。周囲の変化や、庭の植物の状態などを定点観測するのに便利な機能です。

「ラディアント2K」の特徴

 記録できる動画は最大1,920×1,080ピクセル、静止画は最大4,000×3,000ピクセル。32GBのSDカード使用時で、1,920×1,080の動画なら約2時間、640×480の動画なら約6.5時間の録画が可能です。

 本体サイズは98×148×78mmで、電池・SDカードを除く本体重量は320g。USBケーブル・AVケーブル・取り付けベルトが付属しています。屋外コンセントが利用できる場合は、別売の「AC/DCアダプター 10m」を使って電源を取ることもできます。

[工藤ひろえ]