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今夜5/29(火)、テレビ東京「ガイアの夜明け」で女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」問題を追求! 個人投資家をターゲットにした不動産投資の実態に切り込む

[2018/5/29 14:01]

 今日5月29日(火)、夜21時54分からテレビ東京で放送される「ガイアの夜明け」では、「マネーの魔力2」と題して、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」問題を取り上げます。

 「家賃30年保証」のうたい文句で、個人投資家に多額のローンを組ませ、シェアハウスを建てさせた不動産会社スマートデイズ。

 シェアハウス「かぼちゃの馬車」の入居率は低く、新しい投資家にシェアハウスを建てさせた際の利益で、既存のオーナー投資家に支払う保証分の家賃をまかなっていたと指摘されています。

 シェアハウス「かぼちゃの馬車」のローンはほとんどがスルガ銀行で組まれたもの。ローン申請の際には、所得証明や、銀行口座の通帳コピーなどが本人にも知らせずに仲介不動産業者が改ざんした例もあると報道されました。

 スルガ銀行が2017年秋にローン審査を見直したことで、新しいシェアハウス受注が減り、資金繰りが悪化。家賃の減額をオーナーに通告し、4月に民事再生法の適用を申請したものの、この5月15日に民事再生法手続きが棄却され、破綻が確定。

 シェアハウスのオーナーには家賃の支払いが止まり、巨額のローンだけが残ることに。被害者救済に弁護士が動き始めていますが、解決の糸口は見えないままとなっています。


 番組では、「かぼちゃの馬車」問題を昨秋から追跡取材してきたガイア取材班が、ローン申請書類の改ざんの手口などをスクープ。不動産投資の「魔力」を暴き出します。

 「かぼちゃの馬車」では、公務員や比較的高収入の会社員などをターゲットとしたのも特徴とされています。番組を通してその“手口”を知っておくと、自分や身近な人が不動産投資の罠にかかって破産に追い込まれるようなと悲劇を防げるかもしれません。

[工藤ひろえ]