早き替えをギリギリまで練習! 乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』が本日8日(金)開幕~「仲間や絆など、乃木坂46のこれまでにも合っている」[写真16枚]
2018年6月8日(金)から天王洲 銀河劇場で、「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』」が開幕します。主演の月野うさぎを初めとするセーラー戦士を、アイドルグループ乃木坂46のメンバーがそれぞれ演じるダブルキャストも話題となっており、Team MOONとTeam STARの2チームで計20公演の上演が予定され、9月にはTBS 赤坂 ACT シアターでの公演も決まっています。
そんな注目のミュージカルが、6月7日(木)に公演に先駆けて関係者に向けTeam MOONの最終リハーサルが公開され、出演者が報道陣を前に意気込みを語りました。
舞台の見所を聞かれた能條愛未さんは「それぞれの個性豊かな変身シーンなどに注目して欲しい」とアピール。実際、舞台上で一瞬にして変身するシーンは迫力があり、プロジェクションマッピングなどを使い、舞台全てを使った演出は目を見張るものがあります。
とにかく通常のシーンとセーラー戦士としてのシーンがめまぐるしく変わるため、場面転換のシーンも舞台裏では着替えが大変らしく、セーラーマーズ/火野レイ役の髙山一美さんは「最後の最後まで着替えの練習をしている」と苦労を語っています。
Team STARでセーラームーン/月野うさぎを演じる井上小百合さんは「今回の舞台は、仲間や絆など、乃木坂46のこれまでの活動にも合っている」とコメント。乃木坂46ファンであれば、このコメントを頭の片隅に置いておくと、より楽しめるかも。
「一時は破産しかけるほどグッズを買い込んだ」という「セーラームーン」の大ファンの髙山さんも「私は『セーラームーン』が大好きだけど演技がダメ。でもTeam MOONの能條愛未ちゃんや樋口日奈ちゃんはひとりで舞台に立って演劇ができるので、教えてもらった。セーラームーン役の山下美月ちゃんやセーラーマーキュリー役の伊藤理々杏ちゃんは後輩だけど舞台をまとめてくれている」と語り、チームとしての絆を見て欲しいと話しています。
この日公開されたゲネプロでは、山下さんがセーラームーン/月野うさぎを熱演。明るくてちょっとおっとりした感じの月野うさぎと、時に傷つきながらもタキシード仮面(石井美絵子さん)や仲間と共に運命を切り開いていくセーラームーンをメリハリのきいた演技で演じ分けています。
また、クイーン・セレニティとして白石麻衣さんが映像出演で、セーラームーンに力を与える非常に重要な役を演じ、まるでその場でセーラームーンと会話を交わしているかのようなやり取りは、最新技術で生み出されたもの。演出のウォーリー木下氏によれば、ミリ単位、秒単位での調整が発生するということで、かなりの苦労もあったそうです。
ミュージカルということで歌あり、アクションありのエンターテイメント要素がたっぷりで、非常にスピーディなストーリー展開は飽きさせず、とにかく楽しませてくれる約3時間。ちなみにラストには乃木坂46の出演メンバーを中心としたライブも用意されている。この場面だけはペンライトを使用しての応援も可能なので、ファンの皆さんはぜひともペンライトを持って会場に足を運んで欲しい。
(C)武内直子・PNP/乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会