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最高打率.378を記録した“史上最強の助っ人”クロマティさんがYouTuberデビュー! 電話対応、出世祈願、突撃訪問など、体当たり企画で日本を紹介

[2018/7/4 14:14]

 歴史やドキュメンタリー番組で知られる「ヒストリーチャンネル」を制作・配信するエーアンドイーネットワークスジャパン合同会社は、「ヒストリー」の特派員・ウォーレン・クロマティさんが、日本文化を紹介する動画をYouTubeで配信すると発表しました。

 YouTubeで配信されるのは、「Cro ‘N Tokyo (クロマティ イン トウキョウ)」のタイトルで制作される短編動画シリーズ。「ヒストリー」の公式 YouTubeチャンネルで配信されます。

 ウォーレン・クロマティさんは、1984年から1990年まで読売巨人軍で活躍し、現在でも「最強の助っ人」と言われる元プロ野球選手。1989年には、打率3割7分8厘をあげ、首位打者となりました。

 1986年に発売されたゲーム「ファミスタ」こと「プロ野球ファミリースタジアム」の選手「くろまて」の長打力と打率を覚えている人も多いハズ。

 日本の野球ファンから愛されたクロマティさんは、今年4月からエーアンドイーネットワークスジャパン合同会社に所属し、仕事をスタートしたそうです。

 今回配信が開始される「クロマティ イン トウキョウ」は、クロマティさんが東京を拠点に、人々と触れ合いながら、日本の文化や伝統を実際に体験し、紹介していくという内容。

 歴史ある場所や観光地だけでなく、日本食や今流行しているPOPカルチャーまで幅広いテーマに焦点を当てていきます。クロマティさんは会社の同僚スタッフと共に企画を練り、自らレポートするだけでなく、カメラや編集にも挑戦するなど、精力的に取り組んでいるとのこと。

新人研修にチャレンジするクロマティさん。電話応対では、慣れない外線や保留ボタンに苦戦

 クロマティさんは、当時2~3年で帰国する外国人選手が多かった中、7年間もの間日本で生活し、クロマティさんの子どもたちも東京の学校に通いました。

 家族と共に暮らした日本に強い愛着を持っていて、「いまでも自分を覚えていてくれる日本の人々への感謝をしたい」という気持ちがきっかけとなり、動画を制作し配信していくことになったとのこと。

 「クロマティ イン トウキョウ」は5分以内でまとまっているショートムービーなので、移動中にスマホで気軽に楽しめます。

 「ヒストリー」の制作だけにしっかり作られた大人が見られるYouTube動画に仕上がっています。第二の人生に日本を選んだクロマティさん。YouTuberとしての活躍に注目です!

[工藤ひろえ]