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【2018年夏ドラマ】本日9日(月)は、ビッグデータとAIで未然に犯罪を防ぐ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」、時空を超えた青春ミステリー「青と僕」がスタート

[2018/7/9 20:15]

 2018年夏ドラマ28本をリストアップして7月9日に掲載しましたが、9日(月)からはビッグデータとAIで未然に犯罪を防ぐ沢村一樹さん主演の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」、井之脇海さん、寛一郎さん、池田エライザさんら次世代の実力派俳優陣が送る、時空を超えた青春ミステリー「青と僕」がスタートします。

【月曜】 2018年7月9日
21:00~ 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」/フジテレビ
脚本:浜田秀哉、小山正太、井上聖司/出演:沢村一樹、横山裕、本田翼、柄本時生、マギー、田中道子、平田満、伊藤淳史、上戸彩

25:30~(初回以降24:55~) 「青と僕」/フジテレビ
脚本:下田悠子/出演:井之脇海、寛一郎、池田エライザ、中島広稀、金子大地、マキタスポーツ、霧島れいか

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~

7月9日21時からスタートする「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の公式サイトより

 沢村一樹さんが月9初主演。未然に犯罪を防ぐ捜査チーム“ミハン”の活躍を描く「絶対零度」シリーズの新たな主人公として正義と悪の顔を持つ刑事に挑み、前2作の主演・上戸彩さんも物語全体の謎のカギを握る存在として登場します。

 シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ)の活躍と成長を描いてきた「絶対零度」シリーズ。フジテレビ7月期の月9は、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの姿を、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップします。

 海外ドラマ「CSI:科学捜査班」が「CSI:マイアミ」や「CSI:ニューヨーク」と場所を変え、その地域の特性を活かして全く別の捜査チームが活躍しているように、「絶対零度」シリーズも、新たな主人公・井沢率いる“未然犯罪捜査チーム”が始動、拡大し続ける「絶対零度」シリーズの新たな世界を届けるとしています。

 沢村さんが演じる井沢範人は、ひょうひょうとしてつかみどころのない印象を周りに与える人物ながら、実は元公安のエリート刑事。ある事件を起こしたことをきっかけに公安から、総務部・資料課に室長として転属。その資料課には、警察内で厄介払いされたトラブルメーカーたちが集められていました。“警視庁の吹きだまり”ともいうべき資料課ですが、実は秘密裏に進められている、ある重要なプロジェクトの任務を託されています。

 そのプロジェクトとは、日本国民のあらゆる個人情報、日本全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データ、などが集約されたビッグデータを解析し、過去15年分のさまざまな犯罪データと照らし合わせ、AIが統計学的に、これから起こる重大犯罪、主に“殺人”を犯す可能性の高い危険人物として割り出す“未然犯罪捜査システム=ミハンシステム”の実用化プロジェクト。

 資料課に課せられたミッションは“未然犯罪捜査チーム=ミハン”として、“ミハンシステム”の割り出した、未来の危険人物が起こすかもしれない重大犯罪(主に殺人)を阻止すること。データが示すのは危険人物の名前だけで、何が起こるかは分からず、いつ、どこで、誰が、なぜ、殺されようとしているのか? それらのことを潜入捜査しながら突き止めていきます。

青と僕

7月9日25時30分からスタートする「青と僕」の公式サイトより

 井之脇海さん、寛一郎さん、池田エライザさんといった次世代の実力派俳優陣が送る、時空を超えた青春ミステリー。制作を手がけるのは日本を代表する映像監督の山田智和氏や、岸田戯曲賞受賞作家の柴幸男氏らが集結。

 ある親友の突然の死から5年がたった日に、突然届いた死んだ親友からのメール。そして皮切りに次々と起こる不可解な事件。いったい誰が何のために、過去現在が交錯しながら突然亡くなってしまった親友の死の真相を探すミステリードラマとなっています。

 井之脇海さん演じる、“ぼく”は日々の仕事に追われている。ある日、5年前に謎の死を遂げた親友のあいつ(寛一郎さん)からメールが届く。それは自分のことを忘れるなんて許さないというメールだった。それを皮切りにオフィスや自宅には嫌がらせが始まるなどぼくの周りで事件が起き始める。親友の死と身の回りに起きている事件は関係があるのか、かつての高校時代の同級生の紫織(池田エライザさん)と共に事件の真相と、かつての高校時代を思い返していく……。

[古川 敦]