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【2018年夏ドラマ】本日20日(金)は、第1話に大杉漣さんが出演する「警視庁ゼロ係」、町の小さな産婦人科医院で“命”を見つめてゆく「透明なゆりかご」がスタート

[2018/7/20 12:21]

 2018年夏ドラマ28本をリストアップして7月9日に掲載しましたが、20日(金)からは第一話に大杉漣さんも出演する「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON」、町の小さな産婦人科医院で“命”を見つめてゆく「透明なゆりかご」がスタートします。

【金曜】 2018年7月20日
20:00~ 「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON」/テレビ東京
原作:富樫倫太郎/脚本:吉本昌弘、船橋勧、徳尾浩司、政池洋佑/出演:小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、戸塚純貴、平岡祐太、手塚とおる、六角慎司、岸明日香、石丸謙二郎、加藤茶、石坂浩二、片岡鶴太郎

22:00~ 「透明なゆりかご」/NHK総合
原作:沖田×華/脚本:安達奈緒子/出演:清原果耶、瀬戸康史、酒井若菜、マイコ、葉山奨之、野村麻純、淵上泰史、水川あさみ、原田美枝子、安藤玉恵、平岩紙、蒔田彩珠、田畑智子、清水くるみ、長野里美、モトーラ世理奈、角替和枝、イッセー尾形

警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON

7月20日20時からスタートする「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON」の公式サイトより

 究極のKY刑事を演じる小泉孝太郎さんとベテラン女刑事を演じる松下由樹さんの迷コンビが送る「警視庁ゼロ係」が帰ってきます。第一話には、生前レギュラー出演し、2月に亡くなった大杉漣さんが出演します。大杉漣さん演じる通称ゼロ係の亀山良夫係長は、今季で定年退職し、その後を片岡鶴太郎さん演じる新係長・横山建夫が引き継ぎます。

 警視庁杉並中央署の「生活安全課なんでも相談室」は、各所で問題を起こすなど、お払い箱になった人材の放置部署。“ゼロはいくつかけてもゼロ”。すなわち役立たずは何人いても役に立たないという意味で、署員たちから“ゼロ係”と揶揄されています。

 そんなゼロ係で、警察庁科警研出身のエリートキャリアで世間知らずな“究極のKY”刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎さん)がバディを組むのは、有能なのに問題ばかり起こして刑事課から飛ばされたベテラン女性刑事・寺田寅三(松下由樹さん)。

 2017年、10年前の総理大臣暗殺未遂事件の真相と、その元総理大臣が犯した50年前の殺人事件を暴くという、前代未聞の大手柄を挙げたはずの冬彦とゼロ係のメンバーだったが、世間的にも警察内部的にも、彼らの名前と功績は抹消され、何の表彰も昇進も栄転もなかった。

 相変わらず2020年に開催される東京オリンピックに向けての警備強化班の任務についているゼロ係。忙しい毎日を送っているはずのゼロ係だが、実際にまともに職務にむかっているのは冬彦ぐらいで、寅三は嫌々冬彦の世話、桜庭(木下隆行さん)はカレーメニューの研究、文平(戸塚純貴さん)はネットゲームに熱中し、靖子(安達祐実さん)はそんな面々を罵って毎日を過ごしていましたが・・・。

透明なゆりかご

7月20日22時からスタートする「透明なゆりかご」の公式サイトより

 町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で、“命とは何か”を問い、見つめてゆく物語。累計325万部超の沖田×華さんの漫画作品をドラマ化。脚本は、NHK総合で初執筆となる安達奈緒子さん。主演は、ドラマ初主演となる清原果耶さん。

 物語は幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への“祈り”にも似た想いをつむいでゆきます。観ていてどこかほっこりする、でも心の底までズドンと来るような、そんな命と出会い、命を見送るドラマ。

[古川 敦]