スマスピに話かけて法話をきいたり、お坊さんを呼べる! 「Clova」の「お坊さん便の3分法話/お坊さん便の僧侶手配」スキルが提供開始~「袈裟」カバーも2種制作
定額のお坊さん手配サービス「お坊さん便」や、定額葬儀サービス「よりそうのお葬式」を運営する、よりそうが、LINEが提供するAIアシスタント「Clova(クローバ)」で利用できる「お坊さん便の3分法話」スキルと、「お坊さん便の僧侶手配」スキルを、2018年8月7日(木)からClovaスキルストアで提供を開始しました。
同日より一般向けに公開されたClovaスキルストアの先行提供企業として、いち早く機能開発に取り組んだとのことで、今回のスキル配信は、“お坊さんをより身近な存在にする”ことを目的に、現代社会におけるお坊さんの可能性を探求するプロジェクト「お坊さん便ラボ」の第1弾企画としています。
「お坊さん便」は、日常においてお寺との接点が少ない方が増加していることから、法要やお葬式の際に供養を依頼できるお坊さんを見つけることが難しくなっている問題を解決するサービスを提供。2013年のサービス開始以降、全国1,200人以上のお坊さんと提携し、累計問合せ数は約18.6倍になっているとのこと。
今回、開発されたのは、僧侶4名の法話が聞ける「3分法話」のスキルと、「お坊さん便」に僧侶手配を依頼できるスキル。お寺離れの問題が指摘される現在でも、仏教に親しみを感じる人は増加しているという調査(NHK放送文化研究所)もあり、関心がある一方で、接点が足りていないという現状があり、お寺との接点が少ない人でもお坊さんの存在や価値を身近に感じられる機会を創出し、併せて「僧侶手配」スキルでいざという時スムーズにお坊さんを呼べる仕組みを提供するとしています。
実際に利用するには、LINE Clovaアプリ内のスキルストアで「お坊さん便の3分法話」と「お坊さん便の僧侶手配」を選択し、利用開始します。また、直接対応デバイスに対して「ねぇClova、3分法話を起動して」、「ねぇClova、僧侶手配を起動して」と話しかけることで、音声のみで起動することも可能です。
「3分法話」スキルは、僧侶4名の迷い・悲しさ・怒り、3つの感情によりそった法話がいつでも聞けます。「ねぇClova、3分法話を開いて」と話しかけると、スキルが起動し「今の気持ちを3つから選んでください」と反応。「迷い・悲しさ・怒り」の3つの感情から選択することで、その時の気持ちに寄り添った法話を聞くことが可能です。なお、法話はお坊さん3名分、計12話収録されており、感情を選択すると4人の法話の中からランダムに再生されます。
お坊さん便を呼べる「僧侶手配」スキルは、葬儀や法要の際に、Clovaに話しかけることで「お坊さん便」を手配することができるスキルです。「ねぇClova、僧侶手配を開いて」と話しかけるとスキルが起動。続いて「お坊さんを呼んで」と話しかけ、葬儀・供養・戒名授与の3つの目的の中から希望のサービスを選択して連絡先の電話番号を伝えると、コールセンターから電話が掛かってきて、お坊さん便の依頼を行なうことができます。
なお、東京ビッグサイト東7ホールで、8月22日・23日・24日に開催される、日本最大級の葬祭サービス専門展「エンディング産業展」にブース出展し、袈裟カバーを着用したLINEのスマートスピーカー「Clova Friends」で各スキルを試せるほか、22日11:00~11:15は特別プログラムとして、「3分法話」に法話を提供しているお坊さんが、法話を“ライブ”で実演します。展示会で「お坊さん便」で実際に提携しているお坊さんが登場するのは初の試みとのこと。
今回、「Clova」でのスキル提供開始を記念したキャンペーンビジュアルとして、法衣や袈裟の製造を手掛ける「京一心法衣店」の協力の元、オリジナルの着せ替え「袈裟」カバーを2種制作。なお、一般発売は現在検討中としています。