ねぶた祭で1時間5千円のコインパーキングの運営会社が釈明 「ホテル JAL CITY 青森」宿泊・利用者を優先するため設定～1時間5千円支払った人にはホテル利用券を提供
パラカが10日、同社が運営するコインパーキング「パラカ 青森市安方第5」で、ねぶた祭り期間中((2018年8月2日～8月7日))に価格設定を1時間5,000円にした経緯説明を、同社のサイトで公開しました。
同駐車場は、「ホテル JAL CITY 青森」が地主所有の土地を、ホテル利用者・一般の利用者向けに、パラカが時間貸駐車場として運営しているもの。今回のねぶた祭りにあたり、「ホテル JAL CITY 青森」の宿泊者・利用者の駐車場利用を優先するために、「ホテル JAL CITY 青森」と協議の上で、「ホテル JAL CITY 青森」がその料金設定を決定したと説明。
同駐車場の賃料については、パラカが売上から一定のフィーを差し引いて、「ホテル JAL CITY 青森」に納める還元方式がとられているとのこと。
パラカでは、今回の高額な価格設定は、「『ホテル JAL CITY 青森』も、一般利用者から特別高額な料金を徴収することを目的としたものではなく、宿泊者・ホテル利用者の利用を優先するための料金設定であったと理解している」とし、「料金看板及び駐車券発行機にも大きく特別料金を掲示し、利用者様にその旨を注意喚起致した」としています。
パラカでは、「今後このようなことがないように改善して参ります。なお、当社は青森市内で当該駐車場の他に36件、1002台の駐車場を管理しておりますが、ねぶた祭り期間において特別料金設定等は行なっておらず、最安料金で40分100円という設定でありますので、お知らせします」と釈明しています。
「ホテル JAL CITY 青森」では、「配慮にかけた点があり、お客様をはじめ、地域にお住いの皆様や関係者の方々にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。期間中(2018年8月2日～8月7日)、提携駐車場をホテル専用料金以外での利用者には、5,000円相当のホテル共通利用券を提供すると発表しました。
期間中に利用したことを証明できるもの(領収書など)を持参するか、「ホテル JAL CITY 青森」まで連絡するよう呼びかけています。
