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ニトリが北海道で老舗旅館を運営! 「銀鱗荘」の所有権を取得~「第一級の宿泊施設で、超一流のサービスを提供」

[2018/8/14 21:10]

 株式会社ニトリが14日、「銀鱗荘」(小樽市桜1丁目1番地13号)の所有権を株式会社銀鱗荘と東名観光開発株式会社から取得し、100%出資子会社の株式会社ニトリパブリックが2018年8月20日から運営すると発表しました。

 銀鱗荘は、日本唯一の宿泊可能な鰊御殿(第二次世界大戦前に北海道の日本海側に建てられた網元の居宅兼漁業施設)。1900年に、猪俣安之丞の邸宅として余市町に、贅の限りを尽くして建設。1938年、東小樽の都市計画の一環として現在地に移築され、1939年に旅館として開業しています。本館は「旧猪俣邸」として小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

 部屋数は本館・新館を合わせて全18室。食事は和食会席と本格フランス料理が提供されます。ニトリでは「小樽のシンボル的施設であり、宿泊施設としては第一級の本施設において超一流のサービスを提供し、道内外および海外からも観光客を招きいれることで、小樽エリアの振興に貢献する」としています。

[古川 敦]