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NHKの島津有理子アナウンサー(44)が医師を目指してNHKを退職 「担当番組で紹介した本を読んで、幼い頃からの思いを叶えるべきではないかと思った」

[2018/9/28 10:04]

 NHKの島津有理子アナウンサーが、医師を目指して大学で勉強するためNHKを退職したこと明らかにしました。島津有理子アナウンサーが担当する番組「100分de名著」のホームページで毎月書いているコラム「ゆりこ's EYE」を2018年9月26日(水)に更新。その回を「ゆりこ's EYE」の最終回として、20年間勤めてきたNHKを退職し、医師を目指すことを発表しています。


 「ゆりこ's EYE」の最終回では、「今回の決断の背中を押してくれたの、実はこの番組です。5月にお伝えした『生きがいについて』を読んでいるうちに、自分の内面と向き合い、幼い頃からの思いを叶えるべきではないかと思うようになりました」と綴っています。

 また、「決断はしたものの、不安要素も多く、どこまでできるかまったく見通しがたっていません。また、この番組を離れるのも非常に辛いことでした。できることならばずっと続けたいと思っていた番組でしたから。このコラムで書いてきたように、毎回のスタッフとの打ち合わせ、そして伊集院さんと指南役の先生との収録は、世界の見方が変わるほどの衝撃、知的刺激を与えてくれました。この興奮を視聴者の皆さんにもぜひ体験してほしいと、心から思える番組でした。そんな出会いに恵まれたことに、今は深く感謝しています」と番組への思いも語っています。

 島津有理子アナウンサーは1974年1月21日生まれで、女子学院高等学校を経て東京大学経済学部を卒業後、1997年入局。東京都のNHK地上デジタル推進大使を務めていました。

【地上デジタル推進大使】

[古川 敦]