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マジで!? プレミアムフライデーの導入率は3割に達していることが判明。空いた時間の使い道は「外食」が多数~ファンくる調べ

[2018/10/2 18:18]

 飲食店向け覆面調査サービス「ファンくる」は、「プレミアムフライデーに関する調査」を実施、結果を発表しました。調査対象は「ファンくる」利用者で、20~50代の会社員の男女5,534人。

 「プレミアムフライデーの日に早く帰っていますか」という質問に対して、男性は31%、女性も29%が「はい」と回答。会社員として勤務している人の約3割が「早く帰っている」と回答し、プレミアムフライデーの導入率は約3割、という結果になりました。

 プレミアムフライデーは、政府と経済界が推進してきた個人消費喚起キャンペーン。

 午後15時に仕事を終えることを奨励する「働き方改革」と連携して、毎月の給料日後となる最終週の金曜日に、早く勤務先を出て、外食やショッピング、小旅行など個人消費を活発化させようというのが狙いで、2017年2月24日にスタートしました。

 スタート当初は、店舗などでプレミアムフライデーにフェアやセールを実施しても思うように集客できていないことが報じられていましたが、徐々に定着しつつあるようです。

 また、プレミアムフライデーが導入されている人を対象に、「プレミアムフライデーの日は何をして楽しんでいますか?」と質問したところ、男性の61%、女性の58%と約6割が「早い時間から外食する」と回答。

 複数回答ありの質問でしたが、その他の「お買い物」「自宅で趣味」「家族サービス」などと比べて、男女ともに「早い時間から外食する」と答えた割合が最も高く、特に20代では、男女ともに約70%に上りました。

 調査対象が「ファンくる」利用者ということで、もともと食への関心が高いことを差し引いても、数時間の余暇を過ごすのにもっともお手軽な「外食」を楽しむ人が多くいるようです。

[工藤ひろえ]