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世界で唯一演奏可能なストラディヴァリウスのギターが初来日! 「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」が本日9日(火)から7日間開催~21挺のストラディヴァリウスが集結

[2018/10/9 16:47]

 2018年7月1日(日)から開催中の世界初の体験型クラシックフェスティバル「TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 -‘f’enomenon-」のフィナーレを飾るメインエキシビション「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」(会場:森アーツセンターギャラリー、六本木ヒルズ 森タワー 52階)が、2018年10月9日(火)~10月15日(月)の7日間開催されます。

 チケット(消費税込)は一般2,300円、中・高・大学生1,500円、小学生800円、小学生未満は無料。当日券のみので、前売り券はありません。

【開館日時】
10月 9日(火) 15:00~22:00
10月10日(水) 10:00~17:30
10月11日(木) 12:00~22:00
10月12日(金) 10:00~17:30
10月13日(土) 10:00~22:00
10月14日(日) 10:00~22:00
10月15日(月) 10:00~17:30
※最終入館は各閉館時間の30分前まで

 「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」の目玉企画として、世界で5挺しか現存していない「ストラディヴァリウス ギター」の展示&生演奏が行なわれます。アントニオ・ストラディヴァリは、ヴァイオリンだけでなく、チェロやヴィオラも製作しており、現存するのはわずか5~6挺と言われるストラディヴァリウスのギターのうち唯一演奏可能な「サビオナーリ」が初来日します。さらに、10月13日(土)15時から、この「サビオナーリ」の生演奏が聴けるミニライブも開催されます。

ストラディヴァリウス ギター

 また、300年の音の進化を追体験できる「タイムスリップ・インスタレーション」も展示。300年前工房で生まれ、貴族の宮廷から現代では大規模なコンサートホールで演奏され、2018年に300歳を迎えるストラディヴァリウス「サン・ロレンツォ」が東京のテクノロジーと出会って生まれたインスタレーションが展示されます。仮想空間で時空を超えた体験を楽しめる、世界でここだけの機会で、ストラディヴァリウスが辿ってきた歴史を「演奏空間」の変遷と共に紐解くとしています。

 さらに、ヴァイオリン製作の聖地・クレモナの工房を再現した「クラフト・デモンストレーション」も実施されます。クレモナから弦楽器製作コンクールで金賞を受賞したフランチェスコ・トト氏が来日、工房に常駐し、間近で職人の手さばきを見られます。クレモナ市には、現在も80を超えるヴァイオリン工房が存在し、今回、クレモナのヴァイオリン工房をアントニオ・ストラディヴァリが実際に使用していた工具とともに展示・再現されます。

 また、東京に初めて集結した21挺のストラディヴァリウスの一挺一挺異なる個性が楽しめるように、ゲストを招いた生音も聴けるミニライブとトークセッションも開催。会場に展示されているストラディヴァリウスを実際に、日本国内はもちろん世界で活躍する演奏家が演奏します。

[古川 敦]